“見えない”私の永遠の相棒

「ソラ?ねぇ、だいじょーぶ?」


少し前を進んでたユキは、いつの間にか私の目の前まで戻ってきていて、心配そうに顔を覗き込んでいる。



私…なに、軽く考えてたんだろう。

ユキは…。


「…大丈夫だよ、ごめんね。

行こう。」


ユキは…幽霊なんだって…。


「そう?」


まだ不安そうにしながらも、ユキはまた歩き出した。

…ただ、私はその一歩が、今まで感じたことないほどに…とてつもなく重かった。



目の前を歩くユキに、影は落ちない。



その現実が、今痛いほど、私にはこの理解を強制してくる。

嫌なのに、目が離せない。



…何も知らないままでいればよかった。

今になって後悔。

でも、私が知りたいと言った。

ユキの、現実を…まだ、私は知らない。



なんて、なんて自分勝手なんだろう…。