乃々の貸別荘の話





 乃々がお面を買った後、三人は、母親達と話していたヨーヨー釣りをする事にした。

 ヨーヨー屋の屋台に行くと、長四角の水の入ったケースは照らされて、色とりどりのヨーヨーが沢山流れていた。


「ヨーヨーなんか、何が良いんだか」

 屋台の前に立って、蒼空がヨーヨーを釣りながら言った。


「お祭りでしか売ってないから、好きだけどな。」


 乃々が引っ掛けたヨーヨーを売り子に外して貰いながら言った。 


「しぼんだら水抜いて記念にするんだって。」


 しゃがんでヨーヨーを釣りながら、恭が言った。


「やって来いって言われた。結構面白いかも。黒沢さんと祭り来た記念に、僕は取っとくよ。」