猛攻する犬系後輩に抗えない


怠け癖がついたのは高二の夏休みくらいからだ。ビーチに誘われ思いっきり羽伸ばした。


実はその日程、後輩の指導が入ってるとは思いもしなかった。今まで真面目に勉強して部活動して指導されしてきた自分だったのにたかが外れて愚かな真似をしてしまった。急遽休みだった部員に任せ動画で意見交換・指導する羽目になり恥ずかしかった。こんな体たらく、自分だけだ──とお叱りを受け今、怠けものの先輩と名札がついたくらいだ──


どうでもいい、よくないを繰り返し、周りに程よい迷惑をかけ今ここに居る──


大学生活もままならないだろうと周りから冷やかされ、揶揄される──


一筋の涙が流れた。ラグの上で机と棚がある。ラグにヒタ。ヒタ。と雫のシミが出来、乾いた頃にまたド忘れし、周りに迷惑をかけて。でも筋はまっすぐ通していた。助け合いながら、分からなかったことはすぐ質問して。聞き逃した事もちゃんとその場で聞いた。もしかしたらみえないところで縁の下の力持ちみたいな人が奇跡的にいたから救われた分もあるのかもしれない。



その分分厚い教科書みたいなものがわたしの経験値みたいなものに合わさって短縮できること、無駄を省くことを共有しあった。身近なもので例えば携帯を使ってライムグループに入って情報共有したり。バスの場所が分からなかったりしたときも位置情報共有したり。学生も先生も忙しいのだ。


そんななかわたしには怠け癖がついた。覚えとく必要がないと決めつけ、後輩には違う先輩から学ばせる──
先生から学ばせる──先生も後輩もいなかったら頓挫する──そんな最低最悪な先輩を演じた──。影響が出た時はすぐ一本の電話が繋がる先生に伝言したりした──最悪な状況は免れ次あった時は辞めさせる──なんだこんだでわたしはちゃっかり今日も怒られているのだった──