猛攻する犬系後輩に抗えない



「気づくの遅いですよ──」


上をみると優しい笑顔。



憂太君はどこも傷ついてない様子で安心した。


だってあの時無理矢理振り解いた──に近かったから。



「その顔。他でみせないでくださいね──」



"どんな顔!?"と逆に思いざるを得なかった。



「百面相して、かーわい……」


胸の鼓動を憂太君からも感じる。平静を装ってられるのも、立っていられるのも、不自然な位速かった。



見習いたい。恋愛レベル999の君に対し恋愛レベル111の私──




まだこの先どんな運命が立ちはだからこう
ともずっと一緒に──。