管弦楽を催す高校を選んだ。
必死に受験勉強を受けた。ここでしかここじゃないとやり遂げられないからだ。
受験に受かって入学した今現在、課題に追われ部活動の練習に追われやる気衰退してく今。
若輩者に指導する立場に追われ課題に追われ大学入試の勉強に追われていた──
いつまで経っても忙しい日々は止まない。雨が降れば雨合羽を着て自転車で通い槍のような雨で制服の肩が濡れブラ紐が透けたりし洗濯してある一枚のシャツと交換する曜日が梅雨の時は連続であったりする時は体操着で授業を受ける事を許されてるが管弦楽の第一日はシャツに対応しなければならないという機転が回るか否か──
大人はそんなこと一から説明しない。習うより慣れろ精神で今の今まで過ごしてきたーー。管弦楽を休む日は己の計画性のなさ、失態を恥晒しのように受け取ってきた──。後輩に教える立場になった時はよっぽど自分の怠け癖というか、徹底の厳しさにいかに触れてきたモノに対して不穏な感情を抱いた──


