「こいつ、俺の女だから」
え!?え!?
私は一瞬で痛みが消えて頭が真っ白になった。
付き合って....ないよね
昨日お母さんと守るって約束したからかな。
それにしても、この状況は、やりすぎだよ....
「蓮、嘘じゃん。こんな女のどこがいいの?」
「あ、もしかして罰ゲームでもしてんの?」
罰ゲームか.....
確かに、怪我させたから仕方なく守ってる。
蓮くんからすると罰ゲームと変わんないよね。
はぁ....本当に嫌になる。
もう泣きそうだよ.....
ーーその瞬間
私の後頭部に大きな手がそっと触れた。
え?
今更逃げても遅いくらい彼の顔が近い。
「れ、蓮くーーー」
その時、私の唇に蓮くんの唇がそっと重なった。
私の心臓が今まで無いくらいドクンと鳴った。
....まって、なんで蓮くんが私に...
周りの声も音も何もかも消えたみたいに
頭が真っ白になった。
彼が私の唇からゆっくり離れて立ち上がった。
「うそじゃーねーよ」
周りにいた3人が言葉を失ってるのが見えた。
「もう、いいよ、行こ」
3人は地面に座った私の方を睨むように通りすぎて行った。
「わりぃ」
彼は私と逆の方向に視線を向けて口を手で隠した。
蓮くんの耳が赤い...
でも今のって仕方なく....だよね?
本気じゃ無いってわかってるのに。
私の心臓の音がまだ止まない。
「あの.....私、先に行きますね」
私は蓮くんと目を合わせる事ができないまま
教室まで走った。
教室に入って私は自分の席についた。
え....なにこれ
机の中の教科書は全部ビリビリに破られていた
「お前、蓮の彼女だからって調子乗んなよ」
「この事、蓮に言ったらお前容赦しないからな」
やっぱり、私のいじめって終わらない。
もういい。これでいい。
いつかは終わるから。
その時、蓮くんが教室に入ってきた。
「お前、カバン忘れてるぞ」
....なんでそんなに普通に話せるの?
私はさっきのことを思い出しただけで
目も合わせれないのに....
「俺の彼女のフリしとけよ」
彼が私の耳元でささやいた。
耳が熱い。
好きじゃないのに、どうしてーーー
彼は私の後ろの席に座った。
....そういえば後ろの席だったっけ
いつも教室にいないからわからなかった。
いつも嫌気がさしていた教室が
少し嬉しくなった。
私の肩をトントンを後ろから叩かれた。
「....なんですか?」
少し触れられただけで恥ずかしい。
こんな気持ち初めてだった。
「お前さっきから、また顔赤いぞ」
私はムッときた。
キスされたら考えるに決まってるじゃん。
「蓮くんが!キス....なんでも無いです!」
「お前、本当に俺に惚れてんの?」
惚れる?何それ。
私が蓮くんを好きって事....?
「.....わかんないです。でもキスされたら意識しちゃうじゃないですか」
「お前、俺と本当に1週間だけ付き合ってみる?」
1週間だけ?
1週間だけ彼女って事....?
でも付き合ってみたら何か分かるかもしれない
「わかりました。全部教えてください!」
「お前その意味わかって言ってんのか」
彼は頬杖をついて窓の外を眺めた。
顔が赤い。
そんな彼の表情に見惚れてしまった。
「なに、みてんだよ」
「あ....すいません」
契約付きの彼女。
この1週間で何か分かるかな。
昼休みーーーーー
「梨々香」
心臓がドクンと鳴った。
学校で久しぶり名前を呼んでもらえた。
「お前、すぐ顔がタコみてぇになるな」
「いきなり呼び捨てするからですよ」
「梨々香」
....不意打ちは反則でしょ。
「ほら、これやるよ」
蓮くんが渡してきたのは私の大好物のイチゴミルクだった。
「なんで知ってるの!?私の好きな物」
「彼女の好みくらい、覚えとかねーとな」
学校ってこんなに楽しい場所なんだ....
明日も明後日もずっとここに居たい。
私、蓮くんに助けてもらってばかりだ。
「蓮くん、今怖く無いよ。ありがとう」
「なんだよ、いきなり。彼女怖がらせるやつがどこにいんだよ」
私は今日がとても忘れられないくらいの思い出になった。
昼休みも10分休憩も移動教室も
全て蓮くんと一緒だった。
あんなに遠くにいた人が
こんなに近くにいるなんてーーー
放課後ーーーーーーー
「梨々香、スマホもってねーの?」
また呼び捨て.....心臓が何個あっても足りないよ。
「持ってないですよ....」
「ほら、俺2つ持ってっから、1つ持っとけ。
何かあったら連絡しろ」
彼はポケットからスマホを出して私に渡した。
スマホなんて一回も触れた事ない。
私がスマホなんて、いいのかな。
「強制な」
私が持ってたスマホにブルブルと着信がなった。
「出てみろ」
「....はい、もしもし」
「これ、俺の電話番号だから登録しとけ」
耳元のスマホから聞こえたのは蓮くんの声だった。
電話だとすごく近くに感じて耳がくすぐったい
「今は俺の彼女だから、他の男の電話番号は登録すんなよ」
.....私たち1週間だけだよね?
お試しじゃないの?
でも、1週間って早いな.....
私たちは放課後一緒に朝来た道を通って帰った。
蓮くんの手が私の手に触れた
その瞬間、私の手を包み込むようにギュッと握ってきた。
私は離さなかった。
なぜかその大きな手が私を落ち着かせるくらい暖かくて優しかった。
いつもの長い帰り道が近いな.....
「また、明日な」
蓮くんはそう言って私の頭を撫でて帰って行った。
また明日。
1人になると寂しくなるなぁ。
まだ離れたくなかった....
え。私何思ってるの....
こんなのまるで私が蓮くん好きみたいじゃん。
でも、なぜかそばに居ると心臓の音が激しい。
''恋''ってなんだろう.....
私は家に着いて
ポストの中を確認する。
また古い便箋....?
家に入って手紙を開けた。
....え?
私は息が止まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
未来の私へ
彼は今日、特攻命令が下りました。
2日後にはもう私の隣にいません。
彼は、少し口が悪くてヤンチャな人です。
でも、私にはとても優しく
とても愛してくれました。
もう、見つけてくれましたか?
もし、まだ見つけられなかったら
ヒントになるかわかりませんが名前だけ教えておきます。
名前は....れん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
え!?え!?
私は一瞬で痛みが消えて頭が真っ白になった。
付き合って....ないよね
昨日お母さんと守るって約束したからかな。
それにしても、この状況は、やりすぎだよ....
「蓮、嘘じゃん。こんな女のどこがいいの?」
「あ、もしかして罰ゲームでもしてんの?」
罰ゲームか.....
確かに、怪我させたから仕方なく守ってる。
蓮くんからすると罰ゲームと変わんないよね。
はぁ....本当に嫌になる。
もう泣きそうだよ.....
ーーその瞬間
私の後頭部に大きな手がそっと触れた。
え?
今更逃げても遅いくらい彼の顔が近い。
「れ、蓮くーーー」
その時、私の唇に蓮くんの唇がそっと重なった。
私の心臓が今まで無いくらいドクンと鳴った。
....まって、なんで蓮くんが私に...
周りの声も音も何もかも消えたみたいに
頭が真っ白になった。
彼が私の唇からゆっくり離れて立ち上がった。
「うそじゃーねーよ」
周りにいた3人が言葉を失ってるのが見えた。
「もう、いいよ、行こ」
3人は地面に座った私の方を睨むように通りすぎて行った。
「わりぃ」
彼は私と逆の方向に視線を向けて口を手で隠した。
蓮くんの耳が赤い...
でも今のって仕方なく....だよね?
本気じゃ無いってわかってるのに。
私の心臓の音がまだ止まない。
「あの.....私、先に行きますね」
私は蓮くんと目を合わせる事ができないまま
教室まで走った。
教室に入って私は自分の席についた。
え....なにこれ
机の中の教科書は全部ビリビリに破られていた
「お前、蓮の彼女だからって調子乗んなよ」
「この事、蓮に言ったらお前容赦しないからな」
やっぱり、私のいじめって終わらない。
もういい。これでいい。
いつかは終わるから。
その時、蓮くんが教室に入ってきた。
「お前、カバン忘れてるぞ」
....なんでそんなに普通に話せるの?
私はさっきのことを思い出しただけで
目も合わせれないのに....
「俺の彼女のフリしとけよ」
彼が私の耳元でささやいた。
耳が熱い。
好きじゃないのに、どうしてーーー
彼は私の後ろの席に座った。
....そういえば後ろの席だったっけ
いつも教室にいないからわからなかった。
いつも嫌気がさしていた教室が
少し嬉しくなった。
私の肩をトントンを後ろから叩かれた。
「....なんですか?」
少し触れられただけで恥ずかしい。
こんな気持ち初めてだった。
「お前さっきから、また顔赤いぞ」
私はムッときた。
キスされたら考えるに決まってるじゃん。
「蓮くんが!キス....なんでも無いです!」
「お前、本当に俺に惚れてんの?」
惚れる?何それ。
私が蓮くんを好きって事....?
「.....わかんないです。でもキスされたら意識しちゃうじゃないですか」
「お前、俺と本当に1週間だけ付き合ってみる?」
1週間だけ?
1週間だけ彼女って事....?
でも付き合ってみたら何か分かるかもしれない
「わかりました。全部教えてください!」
「お前その意味わかって言ってんのか」
彼は頬杖をついて窓の外を眺めた。
顔が赤い。
そんな彼の表情に見惚れてしまった。
「なに、みてんだよ」
「あ....すいません」
契約付きの彼女。
この1週間で何か分かるかな。
昼休みーーーーー
「梨々香」
心臓がドクンと鳴った。
学校で久しぶり名前を呼んでもらえた。
「お前、すぐ顔がタコみてぇになるな」
「いきなり呼び捨てするからですよ」
「梨々香」
....不意打ちは反則でしょ。
「ほら、これやるよ」
蓮くんが渡してきたのは私の大好物のイチゴミルクだった。
「なんで知ってるの!?私の好きな物」
「彼女の好みくらい、覚えとかねーとな」
学校ってこんなに楽しい場所なんだ....
明日も明後日もずっとここに居たい。
私、蓮くんに助けてもらってばかりだ。
「蓮くん、今怖く無いよ。ありがとう」
「なんだよ、いきなり。彼女怖がらせるやつがどこにいんだよ」
私は今日がとても忘れられないくらいの思い出になった。
昼休みも10分休憩も移動教室も
全て蓮くんと一緒だった。
あんなに遠くにいた人が
こんなに近くにいるなんてーーー
放課後ーーーーーーー
「梨々香、スマホもってねーの?」
また呼び捨て.....心臓が何個あっても足りないよ。
「持ってないですよ....」
「ほら、俺2つ持ってっから、1つ持っとけ。
何かあったら連絡しろ」
彼はポケットからスマホを出して私に渡した。
スマホなんて一回も触れた事ない。
私がスマホなんて、いいのかな。
「強制な」
私が持ってたスマホにブルブルと着信がなった。
「出てみろ」
「....はい、もしもし」
「これ、俺の電話番号だから登録しとけ」
耳元のスマホから聞こえたのは蓮くんの声だった。
電話だとすごく近くに感じて耳がくすぐったい
「今は俺の彼女だから、他の男の電話番号は登録すんなよ」
.....私たち1週間だけだよね?
お試しじゃないの?
でも、1週間って早いな.....
私たちは放課後一緒に朝来た道を通って帰った。
蓮くんの手が私の手に触れた
その瞬間、私の手を包み込むようにギュッと握ってきた。
私は離さなかった。
なぜかその大きな手が私を落ち着かせるくらい暖かくて優しかった。
いつもの長い帰り道が近いな.....
「また、明日な」
蓮くんはそう言って私の頭を撫でて帰って行った。
また明日。
1人になると寂しくなるなぁ。
まだ離れたくなかった....
え。私何思ってるの....
こんなのまるで私が蓮くん好きみたいじゃん。
でも、なぜかそばに居ると心臓の音が激しい。
''恋''ってなんだろう.....
私は家に着いて
ポストの中を確認する。
また古い便箋....?
家に入って手紙を開けた。
....え?
私は息が止まった。
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未来の私へ
彼は今日、特攻命令が下りました。
2日後にはもう私の隣にいません。
彼は、少し口が悪くてヤンチャな人です。
でも、私にはとても優しく
とても愛してくれました。
もう、見つけてくれましたか?
もし、まだ見つけられなかったら
ヒントになるかわかりませんが名前だけ教えておきます。
名前は....れん
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