魔法少女ちゃんの秘密

 「おかあさん!」

 幼い頃の私は母に問うた。

 「どうしてわたしたちは、かみのけしろいし、おめめあかいの?」

 お母さんは優しい手つきで、私の頭を撫でた。

 「それはね、私たちがアルビノの血をひいてるからよ。」

 「あるびのってなに?」

 母は答えることなく、私の頭を撫で続けた。

 「急にどうしたの?凛はこの髪と目、嫌い?」

 「ようちえんのこがね、へん!っていってくるの!!」

 お母さんはそっと私の頭から手を離した。

 「そっかぁ、お母さんのせいでごめんね。けどね、凛。覚えていてね。」

 「?」

 「この髪は私たちにちょっと特別な力をくれるのよ。」



 それが、母との会話で唯一覚えてるものだ。