水溜りの虹

カーテンを捲り私の様子を鑑みて


近くにきて屈んで頭ポン。


「偉い偉い。よく耐えられたね、僕の回診


待ち遠しかったでしょ」



返事する代わりに何度も頷く。



「僕は沙織から逃げないから大丈夫。退院しても


ずっと思ってる」



告白みたいな言葉を順々に並べる先生。




執着してもいいのかな。