「らしくないよ、尚史さん。こういう時こそ、お得意の悪巧みを巡らせるべきなんじゃない? 芳口病院一の悪評外科医なんでしょう?」
「っ!」
「幸い、私は被害者なわけだし。私の分の権限も、大いに使って」
「う~ん。だが……」
「ちゃんと向き合ってほしいの。私がお姉ちゃんと向き合ったように。ううん。私もこれから、まだまだお姉ちゃんと向き合うことになる」
だってお姉ちゃんは、私を諦めていないと思うからだ。そうでなければ、明日の芳口病院行きを止めたりしない。
「私は逃げたくないの。本当に自由になるには、向こうにも分からせないと」
尚史さんは私の言葉に驚いた顔をした。けれど、私の真剣な顔を見て、覚悟を決めたようだった。
「確かにらしくなかったな。もう一度、アイツらを嵌める策でも考えるとするか」
「っ!」
ニヤリと笑う尚史さんの姿に、私も嬉しくなった。ようやく尚史さんらしい姿が見られたからだ。
「っ!」
「幸い、私は被害者なわけだし。私の分の権限も、大いに使って」
「う~ん。だが……」
「ちゃんと向き合ってほしいの。私がお姉ちゃんと向き合ったように。ううん。私もこれから、まだまだお姉ちゃんと向き合うことになる」
だってお姉ちゃんは、私を諦めていないと思うからだ。そうでなければ、明日の芳口病院行きを止めたりしない。
「私は逃げたくないの。本当に自由になるには、向こうにも分からせないと」
尚史さんは私の言葉に驚いた顔をした。けれど、私の真剣な顔を見て、覚悟を決めたようだった。
「確かにらしくなかったな。もう一度、アイツらを嵌める策でも考えるとするか」
「っ!」
ニヤリと笑う尚史さんの姿に、私も嬉しくなった。ようやく尚史さんらしい姿が見られたからだ。



