「で、具体的に何をするつもりだ? どうせ弦のことだから、芳口病院内で仕掛けるんだろう? 人の目も多い。手伝えることがあるのなら、やらせてくれ」
「尚史さん……それなら、私も!」
「ダメだ。栞を巻き込まない形で頼む」
「なんで!?」
今の流れは、一緒に立ち向かおうって場面でしょう!? どうして拒否するの?
思い切りテーブルを叩き、その勢いで立ち上がり、尚史さんを見下ろす。
「まさか、さっきの腹いせ?」
「違う。さっきのは……後でちゃんと話をするとしてだな。栞を立ち会わせたくないのは、一ノ瀬姉がいるからだ」
「お姉ちゃん? お姉ちゃんがいるのは当たり前じゃない。意味が分からないよ」
「……あぁ~、なるほどな。そういう意味か」
「えっ、なんで弦さんが分かるの?」
「そりゃ、あんたを見ていれば分かるさ。少し会っただけの俺でも、普段の琴美が、いかにデタラメなことを言っていたのか、をな。あんたは琴美を頼らないし、利用しない。ちゃんと自立している。示談を早めのは、毛嫌いしているから、なんだろう? 俺が尚史の立場だったら、立ち会わせたくないって思うよ」
ますます意味が分からない。少しの間だけど、私のことや立場を理解してくれたのは有り難いけど。
それが顔に出ていたのだろう。弦さんが言葉を続けた。
「尚史さん……それなら、私も!」
「ダメだ。栞を巻き込まない形で頼む」
「なんで!?」
今の流れは、一緒に立ち向かおうって場面でしょう!? どうして拒否するの?
思い切りテーブルを叩き、その勢いで立ち上がり、尚史さんを見下ろす。
「まさか、さっきの腹いせ?」
「違う。さっきのは……後でちゃんと話をするとしてだな。栞を立ち会わせたくないのは、一ノ瀬姉がいるからだ」
「お姉ちゃん? お姉ちゃんがいるのは当たり前じゃない。意味が分からないよ」
「……あぁ~、なるほどな。そういう意味か」
「えっ、なんで弦さんが分かるの?」
「そりゃ、あんたを見ていれば分かるさ。少し会っただけの俺でも、普段の琴美が、いかにデタラメなことを言っていたのか、をな。あんたは琴美を頼らないし、利用しない。ちゃんと自立している。示談を早めのは、毛嫌いしているから、なんだろう? 俺が尚史の立場だったら、立ち会わせたくないって思うよ」
ますます意味が分からない。少しの間だけど、私のことや立場を理解してくれたのは有り難いけど。
それが顔に出ていたのだろう。弦さんが言葉を続けた。



