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「本当は、目を覚ましたばかりだし、病室で養生してもらいたいところなんだけど……」
しばらく三人で話をしていると、突然、姉が私の外出を提案したのだ。確かに、目を覚ましたばかりで病室の外に出られるとは思えない。いくら入院経験の乏しい私でも分かることだった。
けれど、押し通したい何かがあるのだろう。姉は湊さんの言葉を文字通り、言葉でねじ伏せた。
「でも、私も栞に付きっ切りで面倒を見るわけにはいかないですし、病院内を案内するのにはちょうどいいと思いませんか? いくら院長夫人の計らいがあっても、私はまだまだ新人ですから。いつ、このような機会を作ってもらえるか、分かりませんし……」
まるで、他の看護師から虐めでも受けているかのような口振りだった。まぁ、次期院長である湊さんの恋人なら、周りからやっかみを受けていても不思議ではない。
「本当は、目を覚ましたばかりだし、病室で養生してもらいたいところなんだけど……」
しばらく三人で話をしていると、突然、姉が私の外出を提案したのだ。確かに、目を覚ましたばかりで病室の外に出られるとは思えない。いくら入院経験の乏しい私でも分かることだった。
けれど、押し通したい何かがあるのだろう。姉は湊さんの言葉を文字通り、言葉でねじ伏せた。
「でも、私も栞に付きっ切りで面倒を見るわけにはいかないですし、病院内を案内するのにはちょうどいいと思いませんか? いくら院長夫人の計らいがあっても、私はまだまだ新人ですから。いつ、このような機会を作ってもらえるか、分かりませんし……」
まるで、他の看護師から虐めでも受けているかのような口振りだった。まぁ、次期院長である湊さんの恋人なら、周りからやっかみを受けていても不思議ではない。



