「そんなことまで話したのか。いや、栞は部外者じゃないから、当然といえば当然か」
「うん。だからね、メリットがあるでしょう」
「……そうだな。俺も今日、弦について情報を仕入れてきた。どうやら一ノ瀬姉に様子を見に行かせているらしい」
「えっ……それじゃ、鉢合わせになる可能性があるってことだよね」
「あぁ」
まさかそんな事態になっているなんて、思いもよらなかった。
「だが、一ノ瀬姉のことは任せろ。勤務表を確認することはできるし、湊を使うこともできる。言っただろう? 面会には俺は同行できない、と。だけど調整や見張りなら協力するから大丈夫だ」
けれど尚史さんの表情を見る限り、大丈夫そうには見えない。協力内容は心強いのに、なんでだろう。そう思っているとすぐに、答えをくれた。
「うん。だからね、メリットがあるでしょう」
「……そうだな。俺も今日、弦について情報を仕入れてきた。どうやら一ノ瀬姉に様子を見に行かせているらしい」
「えっ……それじゃ、鉢合わせになる可能性があるってことだよね」
「あぁ」
まさかそんな事態になっているなんて、思いもよらなかった。
「だが、一ノ瀬姉のことは任せろ。勤務表を確認することはできるし、湊を使うこともできる。言っただろう? 面会には俺は同行できない、と。だけど調整や見張りなら協力するから大丈夫だ」
けれど尚史さんの表情を見る限り、大丈夫そうには見えない。協力内容は心強いのに、なんでだろう。そう思っているとすぐに、答えをくれた。



