あなたの小説を売ってください


飛んだリンクの先には記入欄。

…ここにそって打ち込んでいけばいいの…?


「えっと…まずは…“書き手の人数”?」


意外だった。

こういうのって名前とか住所とかから始まるイメージだったから。

まぁ、個人情報を打つのはためらってしまうからありがたいけど…。


『これって小説を書く人数って事?』


「多分そうだと思う…ねぇ、乙葉も書いてくれるんでしょう?」


不安げに聞く私に、乙葉が明るい声を出す。


『当然!』


「じゃあ…書き手の人数は二人だね」


『この調子でサクサク行っちゃおう!次は?』


「えっとね…」


視線をパソコンの画面に集中させる。

必要な項目はいくつかあった。

書き手ごとのペンネーム。

書き手ごとの得意なジャンル(複数回答可)。

書き手ごとの苦手なジャンル(複数回答可)。

最近完結させた小説の長さ(短編・中編・長編)。

そして最後に、住んでいる都道府県と最寄りの駅を候補から選んで入力。

それらを打ち込んで完了と書かれた箇所をクリックした。

すると、画面に違うページが開く。