漆黒な愛Ⅲ

会場内は異様に宗太郎ムーブが高まっていた。


宗太郎を前にした花蓮は俯いたまま、顔を上げないーー


「花蓮っ」


「はっはい!」


途端に顔が明るくなり、顔を上げた花蓮。


今身の上でどんな話が張り巡らされようと、俺の彼女に


指一本触れさせやしないーー。