君との思い出~私の愛した人たちへ~

そうこうしているうちに聾唖者の一人が急性アルコール中毒になってしまい救急車で運ばれた。
みんなで病院に向かった。
みんな病院のロビーにいたが気が付くと椎名さんがいない。
『椎名の様子見てくるね』
といって探しにいくと彼は車の中にいた。
彼のワゴン車の座席を倒し、目をつぶっていた。
『大丈夫?具合悪いの?』
と声をかけると
『ん?大丈夫だよ。○○の様子は?』
『点滴やって落ち着いたみたい』
『そっか』


……
沈黙が続いた。