そんな中私がすがったのはまこっちゃんだった。
彼に電話をかけた。
『はい○○です』
と彼の声。
『えりこです。
まこっちゃん、私大学辞めるかもしれない』
といった途端、それまで我慢していたのにどっと涙があふれた。
『なんで?』
と聞かれても泣きじゃくる私の泣き声を黙って聞いてくれていた。
たまに彼が煙草に火をつける音が聞こえた。
少し落ち着いてどういう訳かを話していくと
『うん、うん』
と返事しながら全部聞いてくれた。
そして
『せっかく入ったんだから…』
とだけ言った。
彼に電話をかけた。
『はい○○です』
と彼の声。
『えりこです。
まこっちゃん、私大学辞めるかもしれない』
といった途端、それまで我慢していたのにどっと涙があふれた。
『なんで?』
と聞かれても泣きじゃくる私の泣き声を黙って聞いてくれていた。
たまに彼が煙草に火をつける音が聞こえた。
少し落ち着いてどういう訳かを話していくと
『うん、うん』
と返事しながら全部聞いてくれた。
そして
『せっかく入ったんだから…』
とだけ言った。


