そのサークルはサークルの中に養護施設に行く部と障害児施設にいく部に分かれていて、
まこっちゃんは障害児施設の方の部長だった。

新入生はどっちの部に入るか決めるために見学にいくのだが
その日程調整のためにまこっちゃんから電話がかかってきた。

その電話で色々な話をすることができた。
まこっちゃんは私が入学する2ヶ月前に肝硬変でお父さんを亡くしていたことや
偶然に互いに同じ夢をもっていたこと…

『なんだ、この先輩、意外と話しやすいじゃん』と思ったのが
彼に好意を抱いたきっかけだったのかもしれない。