そして私が中学入学すると達明くんは3年生になっていた。
背は相変わらず大きく、でもぽちゃぽちゃしてた彼が少ししまっていてかっこよくなってた。
当時私が通っていた中学は荒れに荒れていた。
暴走族が校庭に入ってきたり、教室に爆竹が投げ込まれたりは日常茶飯事でパトカーが学校に止まっている事もザラだった。
特に女の場合ちょっと目立つとヤンキー先輩に呼び出される。
新聞に載るほどの暴力事件も数回あった。
そんな状況で男の先輩と廊下でただ立ち話するなんていうのは女ヤンキー先輩の格好の餌食になるだけだった。
だから私は達明くんに自分から声をかけることはなかった。
達明くんも以前のように声をかけてくれなかった。
背は相変わらず大きく、でもぽちゃぽちゃしてた彼が少ししまっていてかっこよくなってた。
当時私が通っていた中学は荒れに荒れていた。
暴走族が校庭に入ってきたり、教室に爆竹が投げ込まれたりは日常茶飯事でパトカーが学校に止まっている事もザラだった。
特に女の場合ちょっと目立つとヤンキー先輩に呼び出される。
新聞に載るほどの暴力事件も数回あった。
そんな状況で男の先輩と廊下でただ立ち話するなんていうのは女ヤンキー先輩の格好の餌食になるだけだった。
だから私は達明くんに自分から声をかけることはなかった。
達明くんも以前のように声をかけてくれなかった。


