君との思い出~私の愛した人たちへ~

荷物を取りにきた聡にその事実を告げた。
手をついて謝っていた。
聡の荷物を玄関にまとめておいた。
聡はそれを見て泣いた。
がもう奴の涙を見ても何も思わない私がいた。
皮肉だが殴られたことで彼への気持ちが離れてしまったのだ。
付き合いはじめにもらったダイヤの指輪も返そうとしたが『えりこが処分してくれ』と返された。
現在この指輪は行方不明だ(笑)捨てた覚えはないのだが…

彼はそれまで私に手を上げたことはなかった。
彼もなんで殴ったのかわからなかったらしい。
本当に発作的に殴ったようだ。

家の鍵を返してもらい、彼を実家まで送って行った。
それ以来彼には会っていない。