君との思い出~私の愛した人たちへ~

というある日。
日本酒の会をうちでやった時の事。
その日も体験入会者がいて、みんな飲み疲れ、雑魚寝をしていた。
うちのサークルでは異性の家に平気で寝泊まりするのが普通でその日もそうだった。

朝になり授業があるので一人帰り二人帰り…
杉さんと私、二人になった。
布団に横になりなんとなくうつらうつらしていたのだが
気付くと杉さんは隣に寝ていた。
言葉を交すこともなく、なんの合図もなかったが、自然と抱き合ってしまった。
その後は自然の流れに任せてしまい…
一線を越えてしまった。

その後は真里さんに対して罪悪感でいっぱいだった。
杉さんにも連絡をとらなかった。
サークルの人には誰にも相談できない。