君との思い出～私の愛した人たちへ～

そんな杉さんとよく遊ぶようになったのは私が大学2年の時だった。
杉さんは大学卒業後、就職が決まらなかったため研究生として大学に残っていた。
サークルの同期の人はいなくなったものの、後輩がわんさかいるサークルは居心地が良かったらしく、よくサークルの飲み会などに遊びにきていた。

そんなある日、杉さんと私は『日本酒の会』を結成した。
私も杉さんも日本酒が好きなので日本酒の会と銘打ち、飲み会をしていた。
会員募集はしたものの、あまりの飲む量の多さに会員が増えないという難点があった(苦笑)。