漆黒な愛

「しーっかり抑えときましたんで!
大丈夫っす」


携帯を机の上に置く。


「なんだこのみすぼらしい女は」


「まぁまぁ、続きを見ましょうよ」


猫が冷えきって寒そうにしている。


そこへ開いた傘を置く彼女。の横顔は


拝めなかった、ボサボサの髪を三つ編み、目を伏せているが美しい双眸だと視認するまで時間がかかった。