Color and Lights

私はそんな八重さんに少し呆れながら「そろそろ帰りますね。明日もありますし。」
彼女を落とさないよう、八重さんのサポートを借りながら持ち上げる。

「あら、華を送ってくの?」またもやニヤニヤした顔で尋ねられる。

「まぁ、私にも少し責任はあるので送っていきます。彼女の住所、教えて貰えます?」

八重さんは責任?と首を傾げながらも、華の家の住所を紙に書いてくれた。なんだかんだいって本当に優しい人だなと感じた。

その紙を手に持たせてもらい、「また来ます。」とだけ言い残し、バーを去る。