「ピピピッ、ピピピッ」
アラームの音で目が覚める。カーテンを開け、朝食の準備をする。見慣れた風景、いつも通りの生活。でも、今日は少しだけ違う気がした。
「おはよぉ…。ってか華、早くない?」スタジオに響くのは私の大親友であり、マネージャーでもある虹音(こと)の声。「んー、そうかな…?」と私は首をかしげる。
「そうだよ!もう少し寝た方が絶対いいよ!」その心配してくれる表情から陽だまりにいる感覚を覚える。
私は2年前に独立したフォトグラファー。苦しいこともあったけど、最近は仕事も増えてきた。
「そういえば、仕事をもっと増やしたいからこの前の取材の件、任せてもいい?」
「分かった。取材のことは私に任せて!」と言いながら虹音はパタパタとどこかへ走っていった。いつもの日常の一コマだ。
私はふと自分のスタジオを見渡す。たくさんの機材。スタジオの一面に広がるモノクロの写真達。これが私の、全色盲の、世界だ。
私の世界を知っている人は少ない。フォトグラファーとして「色が分からないことは欠陥なのかもしれない」と、秘密にして活動しているからだ。
アラームの音で目が覚める。カーテンを開け、朝食の準備をする。見慣れた風景、いつも通りの生活。でも、今日は少しだけ違う気がした。
「おはよぉ…。ってか華、早くない?」スタジオに響くのは私の大親友であり、マネージャーでもある虹音(こと)の声。「んー、そうかな…?」と私は首をかしげる。
「そうだよ!もう少し寝た方が絶対いいよ!」その心配してくれる表情から陽だまりにいる感覚を覚える。
私は2年前に独立したフォトグラファー。苦しいこともあったけど、最近は仕事も増えてきた。
「そういえば、仕事をもっと増やしたいからこの前の取材の件、任せてもいい?」
「分かった。取材のことは私に任せて!」と言いながら虹音はパタパタとどこかへ走っていった。いつもの日常の一コマだ。
私はふと自分のスタジオを見渡す。たくさんの機材。スタジオの一面に広がるモノクロの写真達。これが私の、全色盲の、世界だ。
私の世界を知っている人は少ない。フォトグラファーとして「色が分からないことは欠陥なのかもしれない」と、秘密にして活動しているからだ。
