「まぁ、そうですね。実は私、障害者というほど大変ではないんですけど、全色盲なんです。だから何も色が分からない、シロクロの世界で生きてます。色は見えないけど、見えてるだけいいかなって思ってて。」と苦笑いを浮かべる。
ここまで話さなくても良かったのかもしれないけど、お酒が入っていたこともあって、思わず喋ってしまった。
話した後に息をのむ音が聞こえ、「私も何も見えない世界で生きてます。光は少し感じられますが…。」と声が返ってくる。
私はその言葉になんて返したらいいのか分からなくて、2人の間には沈黙だけが残った。
でも、その沈黙がすごく心地よかった。
話すと憐れみの目を向けられたり心配されたりすることが多かったけど、それが無かったのが良かったのかもしれない。
そんな空気感と今まで飲んだお酒にやられたのか、だんだんと眠くなっていく。
寝ちゃダメだと自分を言い聞かせたが眠気には抗えない。
意識を手放しそうになった時、条野さんが何か言ったが私の耳には届かなかった。
その内容が気になりながらも、もう無理だ、と私はそのまま意識を手放したーー。
ここまで話さなくても良かったのかもしれないけど、お酒が入っていたこともあって、思わず喋ってしまった。
話した後に息をのむ音が聞こえ、「私も何も見えない世界で生きてます。光は少し感じられますが…。」と声が返ってくる。
私はその言葉になんて返したらいいのか分からなくて、2人の間には沈黙だけが残った。
でも、その沈黙がすごく心地よかった。
話すと憐れみの目を向けられたり心配されたりすることが多かったけど、それが無かったのが良かったのかもしれない。
そんな空気感と今まで飲んだお酒にやられたのか、だんだんと眠くなっていく。
寝ちゃダメだと自分を言い聞かせたが眠気には抗えない。
意識を手放しそうになった時、条野さんが何か言ったが私の耳には届かなかった。
その内容が気になりながらも、もう無理だ、と私はそのまま意識を手放したーー。
