好きになった人は、みんなのアイドルで 3

ーー悠太郎サイド

練習の休憩時間にスマホを見ると、紬ちゃんからLINE。

「荷物届いたよ」
「プレゼントたくさんありがとう」
「全部気に入った」
「ほんとにありがとう」

「ちゃんと届いて良かった」
「たくさん送ってごめんね」
「紬ちゃんのこと考えてたら、あんなことになっちゃった」

練習帰り、半日オフ、メンバーと街に行くことが何回かあった。
どんな店を回っても、紬ちゃんの顔が浮かんだ。
(……これ、似合いそう)
(これ、絶対紬ちゃん喜ぶ)

最初は香水とルームウェアだけのつもりだったのに、プレゼントがどんどん増えた。

「またつむぎさんに買ってんの?買いすぎだろ」
碧に笑われても
「いやーだってこれ絶対紬ちゃん喜ぶもん」
と買ってしまう。

「悠太郎、つむぎさんのこと好きすぎ」

「うん、好きすぎる」

早くデビューして、紬ちゃんに会いたかった。