「これほんとは見せちゃいけないんだけどさ、見て」
悠太郎くんに動画を見せられる。
「……え、これって」
「うん、俺らのデビュー曲になるはずだった曲」
爽やかだけど、少し切ないメロディー。
「悠太郎くん、サビのパートあるし、ダンスブレイクも任されてたんだ」
「そう」
「どんな歌詞なの?ごめん、まだ聞き取れない」
「君の名前を呼ぶとき、僕は少し強くなれるよ」
「っていうのが、サビの歌詞」
「……紬のこと考えて歌ってた」
「……そっか」
「……見せたかったなあ」
「衣装着て、ステージでパフォーマンスするとこ」
「衣装もね、水色とピンクで可愛かったの」
楽しそうだけどどこか切ない表情をして話してくれる悠太郎くんを見たら、泣きそうになった。
……でも、悠太郎くんが泣いてないのに、私が泣くのは違うと思った。
必死に我慢する。
「泣かないでよ」
「……俺まで泣いちゃうじゃん」
二人で抱き合ってわんわん泣いた。
……私だって、見たかった。
悠太郎くんに動画を見せられる。
「……え、これって」
「うん、俺らのデビュー曲になるはずだった曲」
爽やかだけど、少し切ないメロディー。
「悠太郎くん、サビのパートあるし、ダンスブレイクも任されてたんだ」
「そう」
「どんな歌詞なの?ごめん、まだ聞き取れない」
「君の名前を呼ぶとき、僕は少し強くなれるよ」
「っていうのが、サビの歌詞」
「……紬のこと考えて歌ってた」
「……そっか」
「……見せたかったなあ」
「衣装着て、ステージでパフォーマンスするとこ」
「衣装もね、水色とピンクで可愛かったの」
楽しそうだけどどこか切ない表情をして話してくれる悠太郎くんを見たら、泣きそうになった。
……でも、悠太郎くんが泣いてないのに、私が泣くのは違うと思った。
必死に我慢する。
「泣かないでよ」
「……俺まで泣いちゃうじゃん」
二人で抱き合ってわんわん泣いた。
……私だって、見たかった。



