「かんぱーい!」
初めての5人での飲み会。
ここに悠太郎くんがいる。
ずっと、いてほしかった。
「まずは、心配かけてごめん」
「デビュー白紙になって、日本に帰ってきてた」
「言えなくてごめん」
悠太郎くんが頭を下げる。
「……いいよ」
「紬ちゃんの見たことない顔見れたし」
蓮くんが笑う。
「俺はお前が日本帰ってきてくれて嬉しいよお」
ビールをグイッと飲む拓海くん。
「ごめん、この場に私まで混ぜてもらっちゃって」
栞が遠慮がちに言う。
「いや、栞さんの話、紬ちゃんからよく聞いてます」
「栞さんとも話してみたかったんで」
「お前、紬ちゃんのことは最初から紬ちゃんだったじゃん」
「ていうか、いつまで紬ちゃん呼びなわけ?」
「呼び捨てしろ、呼び捨て!」
拓海くんと蓮くんに茶化される。
「……紬」
初めて呼び捨てされる。
耳まで赤くなるのが分かる。
聞き慣れている自分の名前なのに、自分の名前じゃないみたい。
「……はい」
小さく返事をしたら、悠太郎くんが笑った。
「可愛いね、紬」
……悠太郎くんが、知らない男の人みたい。
初めての5人での飲み会。
ここに悠太郎くんがいる。
ずっと、いてほしかった。
「まずは、心配かけてごめん」
「デビュー白紙になって、日本に帰ってきてた」
「言えなくてごめん」
悠太郎くんが頭を下げる。
「……いいよ」
「紬ちゃんの見たことない顔見れたし」
蓮くんが笑う。
「俺はお前が日本帰ってきてくれて嬉しいよお」
ビールをグイッと飲む拓海くん。
「ごめん、この場に私まで混ぜてもらっちゃって」
栞が遠慮がちに言う。
「いや、栞さんの話、紬ちゃんからよく聞いてます」
「栞さんとも話してみたかったんで」
「お前、紬ちゃんのことは最初から紬ちゃんだったじゃん」
「ていうか、いつまで紬ちゃん呼びなわけ?」
「呼び捨てしろ、呼び捨て!」
拓海くんと蓮くんに茶化される。
「……紬」
初めて呼び捨てされる。
耳まで赤くなるのが分かる。
聞き慣れている自分の名前なのに、自分の名前じゃないみたい。
「……はい」
小さく返事をしたら、悠太郎くんが笑った。
「可愛いね、紬」
……悠太郎くんが、知らない男の人みたい。



