「新しいアイス出てる!」
「お、俺これにしよ」
「私、これ」
ひょいっと選んだアイスを取り上げられる。
「ねえ、やめて。たまには私に払わせてよ」
「俺より運転上手くなったらいいよ」
「なにそれ、意地悪。一生払えないじゃん」
たまにこうやってアイスを買いに来ると、いつも海斗くんが払ってくれる。
「来週には卒検受けるでしょ?」
「うん、頑張るつもり」
「そしたら卒業だねえ」
「そうだねえ」
海斗くんとこうやってコンビニに来るのも、あと少しか。
せっかく仲良くなったのに。……寂しいな。
「俺と会えなくなるの、寂しいとか思ってる?」
「え?ちょっとね」
図星だったのが恥ずかしくて誤魔化す。
「へえ、嬉しい」
悠太郎くんと付き合っていなかったら、
こういう人と付き合っていたのかもしれない。
普通にコンビニに行って、アイスを食べながら帰る。
悠太郎くんがデビューしたら、手に入らない生活。
……それでも私は、悠太郎くんが良かった。
「お、俺これにしよ」
「私、これ」
ひょいっと選んだアイスを取り上げられる。
「ねえ、やめて。たまには私に払わせてよ」
「俺より運転上手くなったらいいよ」
「なにそれ、意地悪。一生払えないじゃん」
たまにこうやってアイスを買いに来ると、いつも海斗くんが払ってくれる。
「来週には卒検受けるでしょ?」
「うん、頑張るつもり」
「そしたら卒業だねえ」
「そうだねえ」
海斗くんとこうやってコンビニに来るのも、あと少しか。
せっかく仲良くなったのに。……寂しいな。
「俺と会えなくなるの、寂しいとか思ってる?」
「え?ちょっとね」
図星だったのが恥ずかしくて誤魔化す。
「へえ、嬉しい」
悠太郎くんと付き合っていなかったら、
こういう人と付き合っていたのかもしれない。
普通にコンビニに行って、アイスを食べながら帰る。
悠太郎くんがデビューしたら、手に入らない生活。
……それでも私は、悠太郎くんが良かった。



