「あれ、紬が指輪つけてるの珍しいね」
「可愛いでしょ、悠太郎くんに貰った」
左手のピンキーリングを栞に見せびらかす。
「……お揃いなの」
「悠太郎くん韓国行っちゃって紬大丈夫かなーと思ってたけど、仲良くやってるみたいだね」
「うん、寂しいけどね」
「そりゃ寂しいよねー」
「でもそれだけじゃダメだなって思って、この夏休みはとりあえず運転免許取ろうかなって」
「え、東京で?」
「うん、東京で。無謀かな」
「岩手帰って取ればいいじゃん」
……うん、それも考えたんだけど。
「もし悠太郎くんがさ、これから電車とか乗れなくなったら……役に立つかなって思って」
「あ、そういうことね?東京での運転慣れときたいんだ」
「うん……車すぐには買えないし、岩手でなら実家の車で練習できるから、教習所は東京で通おうかなって」
「いいじゃん、応援する」
「結局悠太郎くんのためなんだ」と栞が笑う。
「まずは試験を乗り越えなくちゃ、夏休み来ないからね」
「あー嫌なこと思い出させないでー」
笑いながら次の授業に向かった。
「可愛いでしょ、悠太郎くんに貰った」
左手のピンキーリングを栞に見せびらかす。
「……お揃いなの」
「悠太郎くん韓国行っちゃって紬大丈夫かなーと思ってたけど、仲良くやってるみたいだね」
「うん、寂しいけどね」
「そりゃ寂しいよねー」
「でもそれだけじゃダメだなって思って、この夏休みはとりあえず運転免許取ろうかなって」
「え、東京で?」
「うん、東京で。無謀かな」
「岩手帰って取ればいいじゃん」
……うん、それも考えたんだけど。
「もし悠太郎くんがさ、これから電車とか乗れなくなったら……役に立つかなって思って」
「あ、そういうことね?東京での運転慣れときたいんだ」
「うん……車すぐには買えないし、岩手でなら実家の車で練習できるから、教習所は東京で通おうかなって」
「いいじゃん、応援する」
「結局悠太郎くんのためなんだ」と栞が笑う。
「まずは試験を乗り越えなくちゃ、夏休み来ないからね」
「あー嫌なこと思い出させないでー」
笑いながら次の授業に向かった。



