月下ノ姫

そこに立っていたのは、 一人の女性

長い黒髪

鋭く美しい瞳

圧倒的なオーラ

その場の空気が、 一瞬で変わる

流生「……え」

伊吹「マジかよ」

隼人ですら、 僅かに目を見開く

海未の呼吸が止まった

海未「……っ」

その女性こそ

“伝説”

元月詠OG

海未が、 ずっと憧れていた人だった

女性は静かに海未を見る

そして

OGまりな「随分、大きくなったのね」

優しい声

その瞬間

海未の胸が、 強く締め付けられた