月下ノ姫

だけど時々、 昔みたいな顔をする

海未は小さく息を吐いた

海未「……分かった」

雅臣は少しだけ笑う

その時

夜叉総長「へぇ」

全員の視線が向く

夜叉総長は、 面白そうに雅臣を見ていた

夜叉総長「アンタが黒月か」

雅臣「……」

夜叉総長「白月の育て親」

空気が変わる

だが雅臣は動じない

雅臣「だったら何だ」

夜叉総長「別に」

夜叉総長は笑う

だけどその目は、 鋭かった

夜叉総長「その姫、俺が貰うかも」

瞬間

──ドンッ!!