月下ノ姫

静かな声

だけど、 部屋の空気が止まるくらい重かった

流生「おぉ……」

伊吹「重」

隼人「……同感」

伊織は無視

ただ海未だけを見ている

海未「別に守られなくても平気」

伊織「平気じゃない」

海未「……」

伊織「お前は、自分壊れるまで無理するだろ」

その言葉に、 海未は返せなかった

図星だったから

雅臣はそんな二人を見て、 小さく笑う

雅臣「まぁいい」

雅臣「とにかく、しばらく警戒を強めろ」

海未たちは静かに頷いた

だけど誰も知らなかった

その頃

夜叉のアジトでは──