陽貴side
静かな部屋。
窓の外には、柔らかな夜景。
その隣で、紗凪が静かに眠っている。
スースーと規則正しい寝息。
少し乱れた髪。
無防備な寝顔。
……綺麗だな。
何度見ても思う。
いや、むしろ見るたびに惚れ直してる気がする。
仕事中はあんなに凛としてるのに。
命の最前線で、誰より冷静に動いて。
どんな現場でも患者に寄り添って。
強くて。かっこよくて。
なのに今は、俺の隣で安心しきった顔で眠ってる。
そのギャップが、たまらなく愛おしい。
今日の紗凪は、いつもよりずっと甘えん坊だった。
「好き」
って何回も言ってくれて。
自分から抱きついてきて。
甘えてもいい?なんて聞いてきて。
……正直、理性壊れるかと思った。
いや、半分壊れてたか。
あんな可愛い顔で甘えられて、平気でいられる男なんているのか?
絶対いない。
俺はそっと紗凪の髪へ触れる。
すると少しだけ眉が動いて、また安心したみたいに寝息を立てた。
……ほんと、可愛い。
こんな風に誰かを大切に思う日が来るなんて、昔の俺は想像もしてなかった。
ステージの上に立って歓声を浴びて。
忙しく毎日をこなして。
それなりに充実してたはずなのに。
でも紗凪と出会ってから、全部変わった。
「おかえり」
って言ってくれる人がいて。
疲れた時に抱きしめたいと思う人がいて。
守りたいって思う存在ができた。
それだけで、世界の見え方が変わるなんて知らなかった。
大阪へ行く日が近づいてる。
正直、めちゃくちゃ寂しい。
できることなら離れたくない。
毎日こうして隣で眠っててほしい。
抱きしめていたい。
でも紗凪がどれだけ努力して、どれだけ命と向き合ってきたか知ってるから。
俺はちゃんと送り出したい。
応援したい。
それが紗凪の夢に繋がるなら、なおさら。
俺はそっと紗凪の額へキスを落とした。
「……好きだよ」
小さく呟く。
眠っているから聞こえてないはずなのに。
紗凪が少しだけ俺の方へ寄ってきた。
その瞬間、思わず笑ってしまう。
「……無意識でも来るの反則」
小さな身体をそっと抱き寄せる。
腕の中に収まる温もりが、どうしようもなく愛おしい。
本当に幸せだと思った。
本当に、大切な存在だと思った。
だからきっと。
これから先、どんなに忙しくなっても。
どんなに離れても。
俺はずっと、この人を愛し続けるんだろう。
静かな部屋。
窓の外には、柔らかな夜景。
その隣で、紗凪が静かに眠っている。
スースーと規則正しい寝息。
少し乱れた髪。
無防備な寝顔。
……綺麗だな。
何度見ても思う。
いや、むしろ見るたびに惚れ直してる気がする。
仕事中はあんなに凛としてるのに。
命の最前線で、誰より冷静に動いて。
どんな現場でも患者に寄り添って。
強くて。かっこよくて。
なのに今は、俺の隣で安心しきった顔で眠ってる。
そのギャップが、たまらなく愛おしい。
今日の紗凪は、いつもよりずっと甘えん坊だった。
「好き」
って何回も言ってくれて。
自分から抱きついてきて。
甘えてもいい?なんて聞いてきて。
……正直、理性壊れるかと思った。
いや、半分壊れてたか。
あんな可愛い顔で甘えられて、平気でいられる男なんているのか?
絶対いない。
俺はそっと紗凪の髪へ触れる。
すると少しだけ眉が動いて、また安心したみたいに寝息を立てた。
……ほんと、可愛い。
こんな風に誰かを大切に思う日が来るなんて、昔の俺は想像もしてなかった。
ステージの上に立って歓声を浴びて。
忙しく毎日をこなして。
それなりに充実してたはずなのに。
でも紗凪と出会ってから、全部変わった。
「おかえり」
って言ってくれる人がいて。
疲れた時に抱きしめたいと思う人がいて。
守りたいって思う存在ができた。
それだけで、世界の見え方が変わるなんて知らなかった。
大阪へ行く日が近づいてる。
正直、めちゃくちゃ寂しい。
できることなら離れたくない。
毎日こうして隣で眠っててほしい。
抱きしめていたい。
でも紗凪がどれだけ努力して、どれだけ命と向き合ってきたか知ってるから。
俺はちゃんと送り出したい。
応援したい。
それが紗凪の夢に繋がるなら、なおさら。
俺はそっと紗凪の額へキスを落とした。
「……好きだよ」
小さく呟く。
眠っているから聞こえてないはずなのに。
紗凪が少しだけ俺の方へ寄ってきた。
その瞬間、思わず笑ってしまう。
「……無意識でも来るの反則」
小さな身体をそっと抱き寄せる。
腕の中に収まる温もりが、どうしようもなく愛おしい。
本当に幸せだと思った。
本当に、大切な存在だと思った。
だからきっと。
これから先、どんなに忙しくなっても。
どんなに離れても。
俺はずっと、この人を愛し続けるんだろう。

