トップアイドルは白衣の天使に恋をするsecond

それから1週間。

私も陽貴くんも、相変わらず忙しい毎日を送っていた。

会えない日も増えていたけれど、それでも毎日連絡だけは欠かさなかった。

『今からリハ』

『仕事行ってくるね』

たったそれだけでも、繋がってる気がしたから。

その日も、いつも通りの日勤だった。

午前中からバタバタしていたICU。

術後入室、急変対応、転棟調整。

気づけば昼休憩すらまともに取れていなかった。

ナースステーションで記録を打ち込んでいると。

「一ノ瀬さん、師長が呼んでますよ」

後輩に声をかけられる。

「え、今?」

「うん。時間できたら来てって」

「分かった」

何だろう。

急変報告関係?それともシフト?

そんなことを考えながら、私は師長室へ向かった。