色恋物語



顔を見れなくなって数週間。


卒業シーズンが済んで


彼は男子グループの輪の中にいる。


染井君に話しかけられる。



どういう魂胆で話しかけにきてるのよっ。


「可愛ーー……花びらついてた」


私の髪にさりげなく触り
手のひらを指す。



「ありがとう、これであやかっても意味無いからね!?」



「皇様一色になっちゃってーー本当ウケる」