色恋物語



花壇のパンジー、ツツジをみてたら


心底私はこの人に惚れてるんだなぁって思う。


ノックするように染井君が心の扉を叩くのは確かで。


わたしはもう分かんない。


どっちが好きか天秤にかけられない。


いつのまにか皇君との思い出が増えていって


プリクラで耳当てお揃いにしたり


バックハグされたり頭にポンと手を乗せられたり


部活動じゃあ観ない顔をみせてくれたり……。


そういえば先輩の時間奪ってるのでは!


と、思い出し、部活に専念するように呼びかけたら


笑われた。「気にしなくてもいいのに、スポーツ推薦で


大学入学する訳じゃないのに……」


と面白がられた。