目が覚めると家にいた。
なんで?さっき寝たばっかなのに……
「なこ」
振り返る。
そこには優しい笑顔で笑うだれかがいた。
「……だれ?」
喉を抑える、声が…出てる?
今まで声出せなかったのになんで……
手を見ると小さな手だった。
子供……?
「なこ、おかえり」
そうしてまた笑っている。
なにこれ、?なんなの?
「あなたはだれ?」
「忘れたの?お母さんよ」
「……おか、さん」
こっちに近づいてくる。
そしてポンっと頭に手を乗っけられた。
撫でられている。
「学校、楽しかった?」
「……えと、」
言葉になってくれない。何を言えばいいのか分からない。
この人は本当に私のお母さん?
だれ?
「いーのよ、答えられなくて、お父さんも待ってるよ」
胸になにかぎゅっと締め付けられた。
お父さん……?
「なこ?どうしたの?顔色悪いわよ?」
手が頬に伸びてくる。
私は反射的に目を瞑った。
「……なこ。大丈夫?」
「あ、……」
それ以上言葉にはなってくれなかった。
「あ、お腹すいた?ご飯食べる?お父さんも待ってると思うから行こっか」
手を引かれて歩いていく。
連れてこられたのはリビングの椅子だった。
「おう、なこ。おかえり」
また笑ってる誰か男の人……
「……だれ?」
「お父さん。なこ今日なんだかおかしいのよ。」
おかしい?どこが?
「そうか」
男の人がこっちに近づいてくる。
一歩、二歩と後ずさりしてしまう。
「なこ、怖がらせた?ごめんな。大丈夫か?」
男の人の手が私の頭の上に乗ろうとしてる私はまた反射的に目を瞑った。
男の人は私に触れる手前で手を止めて引っ込めた
「……まぁいい。ご飯食べるか」
そして私は椅子に座らされる
「いただきます」
ニコッと女の人が笑う
前を見るとオムライスが置いてあった。
女の人と男の人は嬉しそうに食べている。
「なこ?食べないのか?」
「お腹すいてないの?大丈夫?」
「あ、……え、と、」
戸惑う。
するとみるみるうちに目の前が真っ暗になった。
「お前なんかいなきゃいいんだよ」
「うるさい黙れ」
そんな声が次々に聞こえてきて目を閉じる。
声が聞こえなくなってから目を開けると青い静かな海だった。
私は周りを見渡す。誰もいない。
少し探索する。生き物も何もいない。
ただの青い海。
広いのに一人というのがなんか孤独で寂しい。
すると横からふわふわ泳ぐクラゲがいた。
クラゲ……
私はそのクラゲを追いかける。
綺麗で透明で目を奪われてしまう。
少しの間クラゲと一緒に泳いでいた。
すると横から声が聞こえた。
「ねぇ、ママ。クラゲ!」
女の子が私の追いかけるクラゲを指さして笑っている。
いつの間にか私の追いかけるクラゲと私に壁ができていた。
手を添える。
綺麗……なんて儚いんだろ。
苦しそうな顔でクラゲを見る。
「お姉ちゃん。」
だれ……?
女の子が笑ってる
「クラゲ好きなの?」
頷く。
「私も好きなんだ〜。なんか目が奪われるよね〜」
……私みたいなこと言ってる。
「クラゲを見てるだけで心が落ち着いて安心して。だからね、私よくここにいるの」
辺りを見渡すと水族館みたいな場所だった。だけど見えるのは目の前のクラゲだけ。
他のは通路はあるけどほかの生き物たちはいなかった。
「ねぇ、お姉ちゃんは寂しい?」
……そんなことはない…
胸が少しチクってした。
「そんなこと……ないよ?」
「ならなんでそんな苦しそうな顔するの?」
……え?私が苦しそうな顔?
ガラスを見ると反射して自分の顔が写った。
たしかに目の奥に光がなかった。
もう何もかも諦めている顔だ。
「お姉ちゃんはなにか辛くて苦しそうだね」
ニコッと女の子が笑った。
「なこ〜そろそろ行くわよ〜」
「はーい!」
「ならね、お姉ちゃん」
手を振って去っていく女の子。
私は女の子の背中を見送った。
……なこ、?
胸がチクリと痛む。
私はその名前を知っている気がした。
だけど思い出せない。
思い出そうとした瞬間________
視界が白く染まった。
バッと起き上がる。
胸を抑える。
ドクドクと鼓動が早い気がした。
私は水を飲みたくて部屋を出て階段を降りた。
ドアを開けるとお母さんがいた
「チッ」
お母さんが舌打ちして家事をする。
私は気にすることなく冷蔵庫から水を取ろうとすると頭をしばかれた。
「勝手に開けないでくれる?てかそこにいられると迷惑だし邪魔なんだけど?お母さんの邪魔したいわけ?」
私は黙って去ろうとする。
「はぁー。あんたは口もないのね。かわいそっ」
ドアを開けようとしたところでお母さんがそう言った。私は黙って去る。
なんで?さっき寝たばっかなのに……
「なこ」
振り返る。
そこには優しい笑顔で笑うだれかがいた。
「……だれ?」
喉を抑える、声が…出てる?
今まで声出せなかったのになんで……
手を見ると小さな手だった。
子供……?
「なこ、おかえり」
そうしてまた笑っている。
なにこれ、?なんなの?
「あなたはだれ?」
「忘れたの?お母さんよ」
「……おか、さん」
こっちに近づいてくる。
そしてポンっと頭に手を乗っけられた。
撫でられている。
「学校、楽しかった?」
「……えと、」
言葉になってくれない。何を言えばいいのか分からない。
この人は本当に私のお母さん?
だれ?
「いーのよ、答えられなくて、お父さんも待ってるよ」
胸になにかぎゅっと締め付けられた。
お父さん……?
「なこ?どうしたの?顔色悪いわよ?」
手が頬に伸びてくる。
私は反射的に目を瞑った。
「……なこ。大丈夫?」
「あ、……」
それ以上言葉にはなってくれなかった。
「あ、お腹すいた?ご飯食べる?お父さんも待ってると思うから行こっか」
手を引かれて歩いていく。
連れてこられたのはリビングの椅子だった。
「おう、なこ。おかえり」
また笑ってる誰か男の人……
「……だれ?」
「お父さん。なこ今日なんだかおかしいのよ。」
おかしい?どこが?
「そうか」
男の人がこっちに近づいてくる。
一歩、二歩と後ずさりしてしまう。
「なこ、怖がらせた?ごめんな。大丈夫か?」
男の人の手が私の頭の上に乗ろうとしてる私はまた反射的に目を瞑った。
男の人は私に触れる手前で手を止めて引っ込めた
「……まぁいい。ご飯食べるか」
そして私は椅子に座らされる
「いただきます」
ニコッと女の人が笑う
前を見るとオムライスが置いてあった。
女の人と男の人は嬉しそうに食べている。
「なこ?食べないのか?」
「お腹すいてないの?大丈夫?」
「あ、……え、と、」
戸惑う。
するとみるみるうちに目の前が真っ暗になった。
「お前なんかいなきゃいいんだよ」
「うるさい黙れ」
そんな声が次々に聞こえてきて目を閉じる。
声が聞こえなくなってから目を開けると青い静かな海だった。
私は周りを見渡す。誰もいない。
少し探索する。生き物も何もいない。
ただの青い海。
広いのに一人というのがなんか孤独で寂しい。
すると横からふわふわ泳ぐクラゲがいた。
クラゲ……
私はそのクラゲを追いかける。
綺麗で透明で目を奪われてしまう。
少しの間クラゲと一緒に泳いでいた。
すると横から声が聞こえた。
「ねぇ、ママ。クラゲ!」
女の子が私の追いかけるクラゲを指さして笑っている。
いつの間にか私の追いかけるクラゲと私に壁ができていた。
手を添える。
綺麗……なんて儚いんだろ。
苦しそうな顔でクラゲを見る。
「お姉ちゃん。」
だれ……?
女の子が笑ってる
「クラゲ好きなの?」
頷く。
「私も好きなんだ〜。なんか目が奪われるよね〜」
……私みたいなこと言ってる。
「クラゲを見てるだけで心が落ち着いて安心して。だからね、私よくここにいるの」
辺りを見渡すと水族館みたいな場所だった。だけど見えるのは目の前のクラゲだけ。
他のは通路はあるけどほかの生き物たちはいなかった。
「ねぇ、お姉ちゃんは寂しい?」
……そんなことはない…
胸が少しチクってした。
「そんなこと……ないよ?」
「ならなんでそんな苦しそうな顔するの?」
……え?私が苦しそうな顔?
ガラスを見ると反射して自分の顔が写った。
たしかに目の奥に光がなかった。
もう何もかも諦めている顔だ。
「お姉ちゃんはなにか辛くて苦しそうだね」
ニコッと女の子が笑った。
「なこ〜そろそろ行くわよ〜」
「はーい!」
「ならね、お姉ちゃん」
手を振って去っていく女の子。
私は女の子の背中を見送った。
……なこ、?
胸がチクリと痛む。
私はその名前を知っている気がした。
だけど思い出せない。
思い出そうとした瞬間________
視界が白く染まった。
バッと起き上がる。
胸を抑える。
ドクドクと鼓動が早い気がした。
私は水を飲みたくて部屋を出て階段を降りた。
ドアを開けるとお母さんがいた
「チッ」
お母さんが舌打ちして家事をする。
私は気にすることなく冷蔵庫から水を取ろうとすると頭をしばかれた。
「勝手に開けないでくれる?てかそこにいられると迷惑だし邪魔なんだけど?お母さんの邪魔したいわけ?」
私は黙って去ろうとする。
「はぁー。あんたは口もないのね。かわいそっ」
ドアを開けようとしたところでお母さんがそう言った。私は黙って去る。

