学校に着くと貼り出されていたクラス替え表。
自分の名前だけ確認して教室に向かう。
今日は一段と学校中が騒がしい。
「また同じだね!」
「よろしく!」
「きゃー。やばいかも!好きな人と同じ!」
そんな声が次々と聞こえてくる。
教室に着くと黒板に席が書かれていたのでそれを確認して自分の席に座る。
チャイム三分前になった。
「セーフ!!」
「光(ひかる)遅刻じゃ〜ん」
「いや、ギリセーフだろ!」
そうして男の子が笑いながら私の隣の席に座る。
「あ、俺道野(とうの)光よろしくな!」
そして道野くんはニコッと笑った。
ガラガラ。
教室のドアが開いて先生が入ってきた。
「よし。今日から二年三組の担任になる山一だ!みんな一年間よろしくな!」
「「よろしく〜!!」」
三時間目の学活になった。
「よし!それじゃあ初めてのやつもおると思って、自己紹介始めるぞ〜」
「隣同士でまずは自己紹介してけ〜」
そして隣の道野くんの方を向いた。
「俺、道野光!好きなことは運動!よろしくな!」
道野くんはニコッと笑った。
「海月なこ(うみつきなこ)です。よろしく」
「え、好きなこととかねーの?」
頷く。
好きなこと、趣味、そんなのは私には無い。
「へぇー。珍しいな!」
首を傾げた。
「よし、それじゃあ自己紹介みんなできたと思うから俺の自己紹介させてもらうぞ〜」
先生が喋りだした。
「さっきも言ったと思うが俺の名前は山一だ。下の名前は言わん。好きなことは料理。好きな食べ
物はハンバーグ。出身は京都だ。」
「みんな俺に聞きたいことないかー?質問受け付けるぞ〜」
「「はいはいはい!!」」
いっぱいみんなが手を挙げた。
「じゃあそこのやつ」
先生が前から二番の一番窓側の席をさした。
「先生って彼女いますか?」
ノリの良さそうな女の子が立って質問を投げかけた。
「いるぞ?」
「え!どんなやつですか?!」
やんちゃそうな男の子が割り込んだ。
「どんなやつってゆうなよ笑。えーっとな。可愛くて、優しくて、人思いかなー。」
「うわー。惚気うぜー」
さっきの男の子がそう言った。
「じゃあ次」
「「はいはい!」」
「じゃあそこのやつ」
今度は右側の真ん中の席の後ろから二番目の人が選ばれた。
「先生になろうと思ったきっかけ教えてください」
真面目そうな女の子が質問した。
「ん〜。俺はな、高校時代の時に何も決まってなかったんだよ。将来の夢も何もかもな。それを先
生に話したら先生が「なんも決まってないんだったら先生になってみろよ!世界変わるぞ?先生は
な、楽じゃないかもしれないけど、生徒の気持ちを考え行動して、生徒の未来を応援するのが先生
だ。」それ言われてから先生に興味を持ってな、先生になろうと思ったんだ。」
先生が真剣に答えた。
「へぇ〜。すげ」
さっきのやんちゃな男の子がそう言った。
「じゃあ次最後の質問にするぞー。」
「はい!俺だろ俺!」
隣の道野くんが手を挙げた。
「ならその窓側の一番後ろのやつ」
「はい!」
道野くんが勢いよく立ち上がった。
「先生は休みの日何して過ごすんっすか?」
「んーとな、俺はもちろん彼女とデート行ったり、彼女に料理振舞ったりだな。」
ドヤ顔で先生がそう言った。
「うわぁー。また惚気かよ〜」
ヤンチャそうな男の子が言った。
「先生って彼女思いなんっすね!」
道野くんがそう言った。
先生はまぁなと言った。
「それじゃあ、次そこの席から順に自己紹介してくぞ〜。どぞ。」
一番廊下側の前の子が席を立った。
「初めまして______。」
どんどん順番に簡単な自己紹介をしていく。
「俺の名前は道野光!好きなことは運動!みんなよろしくな!」
そしてみんながよろしくー!っと返した。
最後、私の番が来た。
私は席を立った。
「初めまして海月なこです。お願いします。」
またみんながよろしくーと言った。だけど、道野くんのテンションとは違い少しだけ低かった。
そしてチャイムが鳴った。
「お、タイミング良いな。さ、みんなこれから一年間よろしくな!」
「「よろしくお願いします!」」
そして昼休みになった。
私は席を立って屋上に向かう。
本当は屋上立ち入り禁止だけど、私は特別に入ることができる。それは開け方を知っているからだ。
屋上についてフェンスに手を置いて景色を眺める。
私にはお弁当という食事がない。それは________
「あれ、?鍵空いてる」
ドアの方をむくと道野くんがいた。
「なこ?」
道野くんの隣には誰か知らない人がいた。
「あー。海月なこか。」
ペコッと一礼した。
一体なんでここにいるのだろう。ここは立ち入り禁止のはずなのに……。
「てかここって立ち入り禁止じゃなかった?なんでここにいるんだ?」
「ってゆったら俺らもじゃね?」
道野くんが隣の男の子に指さした。
「それはそうだけど、俺らは昼飯を…」
「まぁいーじゃん!ここはお互い様ってことで!」
道野くんがパンッと手を合わせた。
「俺らは昼飯食うけどなこもくるか?」
私は首を横に振った。
「そっか。りょ!」
そして道野くんと男の子は私から離れた場所に座った。
わたしは気にせず景色を眺める。
そしていつの間にかチャイムが鳴っていることに気づいて教室に戻る。
道野くんと男の子はもう戻ってて屋上にはいなかった。
ちゃんと証拠隠滅して、教室に戻った。
そして午後の授業が淡々と進んでいき、放課後になった。
みんな荷物をまとめて部活に行く人や、帰っていく人、色んな人がいる。
私はそんなか椅子に座って読書している。
「おい。光部活行くぞ」
「お!いくいく!」
道野くんが荷物を持って屋上の時の男の子と部活に行った。
そして教室が私以外誰もいなくなったところで私はカバンから教科書を出して勉強をする。
私はなるべく家に帰りたくないからこうしてギリギリまで教室などで勉強をしてから帰る。
「あれ?なこまだ帰ってなかったのか?」
勉強して少し経った頃後ろを振り向くと道野くんがいた。
「俺は忘れ物取りに来た!」
てへっと道野くんが笑った。
そして道野くんはそのまま帰るではなく椅子に座った。
「勉強してんのか?偉いなぁ〜。」
わたしは気にせず勉強することにした。
「なぁ。」
静かになったところで道野くんが口を開いた。
「なこってさ、クラゲみたいだよな」
私の腕が止まった。
道野くんの方を見た。
「ほら、なこってさ、なにか頼まれても断らないしめんどくさいとも思ってないんだろ?なんか無
表情だし、笑わないし、ってなんか一年の時に俺のクラスで噂してる奴がいたんだよ」
そなんだ…
「なこはさ、辛いって思ったこともねーんだろ?」
私は首を傾げた。
辛いって何?どうゆう感情?私には知らない感情だ。
その時道野くんのスマホが鳴った。
「あ、やべ。悠斗(ゆうと)に怒られる!」
道野くんがこっちを見た
「なこごめん!俺そろそろ行くはじゃ!」
そして道野くんは急いで教室を出ていった。
その後、私は勉強に集中することができなかった。
時計を見ると、六時半だった。
私は荷物をまとめて教室を出たところで誰かとぶつかった。
「っ……あ、なこじゃん。ごめんな、痛くなかったか?」
顔をあげると道野くんがいた。
私は首を横に振った。
「そ、なら良かった!」
「それと、もう帰んのか?またな!」
道野くんが笑顔で手を挙げて教室の中に入っていった。
私はそのまま玄関に向かって歩き出す。
_________私はまだ知らなかった。
この日の出会いが私の人生を大きく変えることを
自分の名前だけ確認して教室に向かう。
今日は一段と学校中が騒がしい。
「また同じだね!」
「よろしく!」
「きゃー。やばいかも!好きな人と同じ!」
そんな声が次々と聞こえてくる。
教室に着くと黒板に席が書かれていたのでそれを確認して自分の席に座る。
チャイム三分前になった。
「セーフ!!」
「光(ひかる)遅刻じゃ〜ん」
「いや、ギリセーフだろ!」
そうして男の子が笑いながら私の隣の席に座る。
「あ、俺道野(とうの)光よろしくな!」
そして道野くんはニコッと笑った。
ガラガラ。
教室のドアが開いて先生が入ってきた。
「よし。今日から二年三組の担任になる山一だ!みんな一年間よろしくな!」
「「よろしく〜!!」」
三時間目の学活になった。
「よし!それじゃあ初めてのやつもおると思って、自己紹介始めるぞ〜」
「隣同士でまずは自己紹介してけ〜」
そして隣の道野くんの方を向いた。
「俺、道野光!好きなことは運動!よろしくな!」
道野くんはニコッと笑った。
「海月なこ(うみつきなこ)です。よろしく」
「え、好きなこととかねーの?」
頷く。
好きなこと、趣味、そんなのは私には無い。
「へぇー。珍しいな!」
首を傾げた。
「よし、それじゃあ自己紹介みんなできたと思うから俺の自己紹介させてもらうぞ〜」
先生が喋りだした。
「さっきも言ったと思うが俺の名前は山一だ。下の名前は言わん。好きなことは料理。好きな食べ
物はハンバーグ。出身は京都だ。」
「みんな俺に聞きたいことないかー?質問受け付けるぞ〜」
「「はいはいはい!!」」
いっぱいみんなが手を挙げた。
「じゃあそこのやつ」
先生が前から二番の一番窓側の席をさした。
「先生って彼女いますか?」
ノリの良さそうな女の子が立って質問を投げかけた。
「いるぞ?」
「え!どんなやつですか?!」
やんちゃそうな男の子が割り込んだ。
「どんなやつってゆうなよ笑。えーっとな。可愛くて、優しくて、人思いかなー。」
「うわー。惚気うぜー」
さっきの男の子がそう言った。
「じゃあ次」
「「はいはい!」」
「じゃあそこのやつ」
今度は右側の真ん中の席の後ろから二番目の人が選ばれた。
「先生になろうと思ったきっかけ教えてください」
真面目そうな女の子が質問した。
「ん〜。俺はな、高校時代の時に何も決まってなかったんだよ。将来の夢も何もかもな。それを先
生に話したら先生が「なんも決まってないんだったら先生になってみろよ!世界変わるぞ?先生は
な、楽じゃないかもしれないけど、生徒の気持ちを考え行動して、生徒の未来を応援するのが先生
だ。」それ言われてから先生に興味を持ってな、先生になろうと思ったんだ。」
先生が真剣に答えた。
「へぇ〜。すげ」
さっきのやんちゃな男の子がそう言った。
「じゃあ次最後の質問にするぞー。」
「はい!俺だろ俺!」
隣の道野くんが手を挙げた。
「ならその窓側の一番後ろのやつ」
「はい!」
道野くんが勢いよく立ち上がった。
「先生は休みの日何して過ごすんっすか?」
「んーとな、俺はもちろん彼女とデート行ったり、彼女に料理振舞ったりだな。」
ドヤ顔で先生がそう言った。
「うわぁー。また惚気かよ〜」
ヤンチャそうな男の子が言った。
「先生って彼女思いなんっすね!」
道野くんがそう言った。
先生はまぁなと言った。
「それじゃあ、次そこの席から順に自己紹介してくぞ〜。どぞ。」
一番廊下側の前の子が席を立った。
「初めまして______。」
どんどん順番に簡単な自己紹介をしていく。
「俺の名前は道野光!好きなことは運動!みんなよろしくな!」
そしてみんながよろしくー!っと返した。
最後、私の番が来た。
私は席を立った。
「初めまして海月なこです。お願いします。」
またみんながよろしくーと言った。だけど、道野くんのテンションとは違い少しだけ低かった。
そしてチャイムが鳴った。
「お、タイミング良いな。さ、みんなこれから一年間よろしくな!」
「「よろしくお願いします!」」
そして昼休みになった。
私は席を立って屋上に向かう。
本当は屋上立ち入り禁止だけど、私は特別に入ることができる。それは開け方を知っているからだ。
屋上についてフェンスに手を置いて景色を眺める。
私にはお弁当という食事がない。それは________
「あれ、?鍵空いてる」
ドアの方をむくと道野くんがいた。
「なこ?」
道野くんの隣には誰か知らない人がいた。
「あー。海月なこか。」
ペコッと一礼した。
一体なんでここにいるのだろう。ここは立ち入り禁止のはずなのに……。
「てかここって立ち入り禁止じゃなかった?なんでここにいるんだ?」
「ってゆったら俺らもじゃね?」
道野くんが隣の男の子に指さした。
「それはそうだけど、俺らは昼飯を…」
「まぁいーじゃん!ここはお互い様ってことで!」
道野くんがパンッと手を合わせた。
「俺らは昼飯食うけどなこもくるか?」
私は首を横に振った。
「そっか。りょ!」
そして道野くんと男の子は私から離れた場所に座った。
わたしは気にせず景色を眺める。
そしていつの間にかチャイムが鳴っていることに気づいて教室に戻る。
道野くんと男の子はもう戻ってて屋上にはいなかった。
ちゃんと証拠隠滅して、教室に戻った。
そして午後の授業が淡々と進んでいき、放課後になった。
みんな荷物をまとめて部活に行く人や、帰っていく人、色んな人がいる。
私はそんなか椅子に座って読書している。
「おい。光部活行くぞ」
「お!いくいく!」
道野くんが荷物を持って屋上の時の男の子と部活に行った。
そして教室が私以外誰もいなくなったところで私はカバンから教科書を出して勉強をする。
私はなるべく家に帰りたくないからこうしてギリギリまで教室などで勉強をしてから帰る。
「あれ?なこまだ帰ってなかったのか?」
勉強して少し経った頃後ろを振り向くと道野くんがいた。
「俺は忘れ物取りに来た!」
てへっと道野くんが笑った。
そして道野くんはそのまま帰るではなく椅子に座った。
「勉強してんのか?偉いなぁ〜。」
わたしは気にせず勉強することにした。
「なぁ。」
静かになったところで道野くんが口を開いた。
「なこってさ、クラゲみたいだよな」
私の腕が止まった。
道野くんの方を見た。
「ほら、なこってさ、なにか頼まれても断らないしめんどくさいとも思ってないんだろ?なんか無
表情だし、笑わないし、ってなんか一年の時に俺のクラスで噂してる奴がいたんだよ」
そなんだ…
「なこはさ、辛いって思ったこともねーんだろ?」
私は首を傾げた。
辛いって何?どうゆう感情?私には知らない感情だ。
その時道野くんのスマホが鳴った。
「あ、やべ。悠斗(ゆうと)に怒られる!」
道野くんがこっちを見た
「なこごめん!俺そろそろ行くはじゃ!」
そして道野くんは急いで教室を出ていった。
その後、私は勉強に集中することができなかった。
時計を見ると、六時半だった。
私は荷物をまとめて教室を出たところで誰かとぶつかった。
「っ……あ、なこじゃん。ごめんな、痛くなかったか?」
顔をあげると道野くんがいた。
私は首を横に振った。
「そ、なら良かった!」
「それと、もう帰んのか?またな!」
道野くんが笑顔で手を挙げて教室の中に入っていった。
私はそのまま玄関に向かって歩き出す。
_________私はまだ知らなかった。
この日の出会いが私の人生を大きく変えることを

