貴腐人の憂鬱――鬼上司と犬系後輩に、秘密を握られました――

秘密は、増えた。

しかも、一人は上司で、一人は後輩。
モデルにしていた鬼課長と、犬系後輩に。

人生において「秘密の共有者」が増える展開は、物語ならおいしい。大変おいしい。読者としてなら大好物だ。秘密を挟んだ距離感、目配せ、言えないからこそ生まれる緊張。ありがとうございます、世界。

しかし、当事者になると話は別である。

胃が痛い。

非常に、胃が痛い。