執事とメイドは、お嬢様のために!


その日の夜。

星々の輝く静かな時間を、椿と桜は使用人として使わせてもらっているそれぞれの部屋で過ごしていました。

二人の部屋には逆さまに吊された贈り物の花束。

これを乾燥させ椿は麻ひもを通し壁飾りに、桜はスパイスやオイルでポプリに加工するようです。

枯れても捨てずに取っておく気のようです…なにせお嬢様からいただいたプレゼントですからね。

振り返ってみると朝から大変な一日でしたが…。

二人にとって今日という誕生日は特別な物になった事でしょう。

本日のお仕えはおしまい。

明日はどんなピンチをお嬢様と迎えるのでしょうね。

何が起こっても、二人ならば必ずやお嬢様をお守りできるのでしょう。

…たぶんね。




それでは皆様さようなら。

またお会いする日まで。