「有希子、めっちゃ可愛くなってる!おー!めっちゃいい感じー!かわいー!垢抜けちゃって〜!もしかして恋???」
とても至近距離で私の顔をマジマジと見る杏菜。
途端に心臓はとんでもない速さで鼓動した。
「変じゃない?…かな?」
でも、言われた言葉が嬉しくて嬉しくて、自然と笑顔になる。
「うん!変じゃないー!むしろ可愛いー!アイラインむずかった?」
「え、あ、うん。やっぱり変?」
「んー変ではないんだけどなー太いかな?有希子の顔的には薄くするか、茶色がいいかも?」
「なるほど。ありがと。明日は薄くしてみる。あ、杏菜夏休み髪染めた?」
「え?バレた?」
「黒染めした感が絶妙に分かる。」
「えーまじか!昨日の夜泣く泣く黒に戻した」
「何色にしてたの?」
「ほぼ金髪ー!夏だしー!」
安易に金髪が似合う杏菜が想像できた。
「あの二人って接点あったっけ?」「仲良かった?」
「いや、明らかにグループ違っただろ」「でも友達っぽい?」
などなんとなくクラスメイトの言葉が聞こえるが、
無視して、杏菜と話を続ける。
「プリクラないの?」
「あーある!」
彼氏とのプリクラが出てくるかと思いきや笠崎さんと天子さんとのプリクラだった。
「3人とも可愛い。」
露出度の高い私服に金髪にギャルメイクの杏菜は想像通り可愛かったが、何となく住む世界が違うような気がして胸がチクリと痛んだ。
「ありがとっ!このプリ機めっちゃ盛れた〜」
「杏菜ー!はよー!」
「おはー」
「杏菜ちょっと聞いて!愛結がさぁー…」
教室の廊下側後ろの扉が開くと同時に
笠崎さんと天子さんが入ってきてそのまま私の席から杏菜を攫っていった。
「有希子、またはなそ」
「あ、うん、ありがと」
私の近くにいた杏菜は笠崎さんの席の近くへと行ってしまった。
私の席から遠くない笠崎さんの席。
3人が話している内容が気になってしまうが、
盗み聞きは良くないかと他のことに意識を向けようとしていた途端
「え!?別れたん!?なんで!?」
という大きめの笠崎さんの声にビクッとしたのは
クラスで私だけじゃないはず。
「ぜっんぜん合わなかったー」
とあっけらかんに言う杏菜の表情はあまりダメージを受けている様子は無く、むしろ笑っていた。
え、どっち…?
本当に大したことない出来事なのか、本当は傷ついているのか全然分からなかった。
「片思い好きの杏菜は付き合ったら無理なんじゃない?」
「両思いの方が幸せなのは分かってるー!」
「え、本当に分かってる?」
「もしかして、また蛙化起こしたとか」
「…」
「図星やん」
何で蛙化現象が起きたのかとか、どっちから別れたのかとか、
気になる事が多すぎる。
多分この感じは杏菜から別れたのかな。
話の続きは気になるがチャイムが鳴り3人の話はお開きとなった。
それから毎日のように杏菜に化粧のアドバイスをもらったり、
髪の毛や眉毛のことなど、朝や実習が一緒になったタイミングの休み時間など前より話す時間が増えた。
自分でも最初より遥かに見栄えが良くなったし
何より杏菜とコチに自己肯定感を随分上げてもらい、何の抵抗もなく学校に化粧をして登校できるようになった。
漫画の話題は何となく教室ではし辛かったが、
化粧やコンタクト、髪の毛の巻き方、結び方、ネイルのことは教室でも話題にしやすく、
杏菜も朝会うと化粧の変えたところや髪型のことに触れてくれるようになった。
お陰で話す機会が増えて、とても嬉しかった。
とても至近距離で私の顔をマジマジと見る杏菜。
途端に心臓はとんでもない速さで鼓動した。
「変じゃない?…かな?」
でも、言われた言葉が嬉しくて嬉しくて、自然と笑顔になる。
「うん!変じゃないー!むしろ可愛いー!アイラインむずかった?」
「え、あ、うん。やっぱり変?」
「んー変ではないんだけどなー太いかな?有希子の顔的には薄くするか、茶色がいいかも?」
「なるほど。ありがと。明日は薄くしてみる。あ、杏菜夏休み髪染めた?」
「え?バレた?」
「黒染めした感が絶妙に分かる。」
「えーまじか!昨日の夜泣く泣く黒に戻した」
「何色にしてたの?」
「ほぼ金髪ー!夏だしー!」
安易に金髪が似合う杏菜が想像できた。
「あの二人って接点あったっけ?」「仲良かった?」
「いや、明らかにグループ違っただろ」「でも友達っぽい?」
などなんとなくクラスメイトの言葉が聞こえるが、
無視して、杏菜と話を続ける。
「プリクラないの?」
「あーある!」
彼氏とのプリクラが出てくるかと思いきや笠崎さんと天子さんとのプリクラだった。
「3人とも可愛い。」
露出度の高い私服に金髪にギャルメイクの杏菜は想像通り可愛かったが、何となく住む世界が違うような気がして胸がチクリと痛んだ。
「ありがとっ!このプリ機めっちゃ盛れた〜」
「杏菜ー!はよー!」
「おはー」
「杏菜ちょっと聞いて!愛結がさぁー…」
教室の廊下側後ろの扉が開くと同時に
笠崎さんと天子さんが入ってきてそのまま私の席から杏菜を攫っていった。
「有希子、またはなそ」
「あ、うん、ありがと」
私の近くにいた杏菜は笠崎さんの席の近くへと行ってしまった。
私の席から遠くない笠崎さんの席。
3人が話している内容が気になってしまうが、
盗み聞きは良くないかと他のことに意識を向けようとしていた途端
「え!?別れたん!?なんで!?」
という大きめの笠崎さんの声にビクッとしたのは
クラスで私だけじゃないはず。
「ぜっんぜん合わなかったー」
とあっけらかんに言う杏菜の表情はあまりダメージを受けている様子は無く、むしろ笑っていた。
え、どっち…?
本当に大したことない出来事なのか、本当は傷ついているのか全然分からなかった。
「片思い好きの杏菜は付き合ったら無理なんじゃない?」
「両思いの方が幸せなのは分かってるー!」
「え、本当に分かってる?」
「もしかして、また蛙化起こしたとか」
「…」
「図星やん」
何で蛙化現象が起きたのかとか、どっちから別れたのかとか、
気になる事が多すぎる。
多分この感じは杏菜から別れたのかな。
話の続きは気になるがチャイムが鳴り3人の話はお開きとなった。
それから毎日のように杏菜に化粧のアドバイスをもらったり、
髪の毛や眉毛のことなど、朝や実習が一緒になったタイミングの休み時間など前より話す時間が増えた。
自分でも最初より遥かに見栄えが良くなったし
何より杏菜とコチに自己肯定感を随分上げてもらい、何の抵抗もなく学校に化粧をして登校できるようになった。
漫画の話題は何となく教室ではし辛かったが、
化粧やコンタクト、髪の毛の巻き方、結び方、ネイルのことは教室でも話題にしやすく、
杏菜も朝会うと化粧の変えたところや髪型のことに触れてくれるようになった。
お陰で話す機会が増えて、とても嬉しかった。

