そのまま、私たちは学校を飛び出した。
帰る人も多かったからか、バレないで済んだけど……。
「バレたら大変だったなぁ」
「……んっと、強引だなぁ」
なんて、呟く彼の声が聞こえた。
うん、今回は強引だった自覚ある。
でも、きっと私たちが話すにはあそこは似合わない。
「うん、いいでしょ?」
「まぁな」
あ、笑った。よかった。
もう、避けられてない。
そうして、私たちが向かったのは……。
「はぁ、やっぱり疲れる……」
あの展望台の奥。
「うわ、学校んとこ人やばいな」
「ほんとだ」
風が通って涼しい。
もうすぐで、秋だ。
「藤堂くん」
「ん?」
「あのね、私の話聞いて」
「……なに?」
ここは、少しだけ、素直になれる場所な気がする。
そういえば、視線の話を初めてしたのも、ここだったなぁ。
ゆっくり、深呼吸をして、話し始めた。
誰にも、言ってない話。お父さんにも、お母さんにも。
「私ね、中学の時、友達に話したことがあるの。視線が怖いって」
「……」
「でも、大げさだって、気にしすぎだって、流されちゃった」
ゆっくり、景色を眺めながら話した。
帰る人も多かったからか、バレないで済んだけど……。
「バレたら大変だったなぁ」
「……んっと、強引だなぁ」
なんて、呟く彼の声が聞こえた。
うん、今回は強引だった自覚ある。
でも、きっと私たちが話すにはあそこは似合わない。
「うん、いいでしょ?」
「まぁな」
あ、笑った。よかった。
もう、避けられてない。
そうして、私たちが向かったのは……。
「はぁ、やっぱり疲れる……」
あの展望台の奥。
「うわ、学校んとこ人やばいな」
「ほんとだ」
風が通って涼しい。
もうすぐで、秋だ。
「藤堂くん」
「ん?」
「あのね、私の話聞いて」
「……なに?」
ここは、少しだけ、素直になれる場所な気がする。
そういえば、視線の話を初めてしたのも、ここだったなぁ。
ゆっくり、深呼吸をして、話し始めた。
誰にも、言ってない話。お父さんにも、お母さんにも。
「私ね、中学の時、友達に話したことがあるの。視線が怖いって」
「……」
「でも、大げさだって、気にしすぎだって、流されちゃった」
ゆっくり、景色を眺めながら話した。



