愛する君の隣でずっと笑っていたい〜独占欲強めな俺様CEOは初恋妻を溺愛する〜

 悠人は私が淹れたコーヒーを飲んで眠そうな体をやっと起こしたように背伸びして大欠伸をしている。
 悠人は子供が生まれてから一層仕事に励み、悠人たちのデザイン会社のAYデザインは順調に会社を稼働させていた。悠人は相変わらず代表取締役の社長として社員をまとめ忙しく働いている
 近年はAIを取り入れた事業を展開してい企業が多く、進化に対応できない会社は経営不振に陥ることも多い。悠人の会社も例外ではなく、厳しい経営を強いられることもあったが、何とか回避してきた

 「今日も遅くなるの⁇」

 もうすぐ菜乃葉の幼稚園のお遊戯会だ。菜乃葉は毎日家で練習をし、気分は白雪姫になりきっていた。毎日幼稚園での練習の成果を自宅で披露するのが最近の菜乃葉の日課になっていた

 「年末近くなって忙しいけど、なるべく早く帰るようにするよ」

 悠人は急いで私が淹れたコーヒー飲んで食パンを一気に口に入れると、緩んでいたネクタイをキュッと締めて身なりを整えた

 「行ってきます」

 まだ一才の晴人を抱っこする私は、菜乃葉も一緒に3人でパパを見送った

 「パパお遊戯会来られるかな⁇」

 おませな菜乃葉が首を横に傾げて心配している。菜乃葉にとってパパがお遊戯会を観に来られるかは重要な問題なのだ

 「パパは忙しいからなー。でも菜乃葉の為ならきっときてくれるよ」

 「うん」

 急いで菜乃葉の幼稚園のお弁当を作った私は、急いで菜乃葉の園服を着せて髪の毛を二つに三つ編みに結いて身支度を整えた

 晴人に朝のミルクをあげて自分の身支度も整えると、私は菜乃葉を幼稚園に送っていく為自宅を後にした