「博樹が生まれてから博仁が早く帰ってくるからウザくって」
吉田くんは子どもが生まれてから博樹くんを見に全ての仕事を投げ打つ勢いで帰ってきてしまうらしい…吉田が仕事そっちのけで帰るから俺が大変と悠人がぼやいていた
ウザイと言いながらも嬉しそうな千夏に私はクスッと笑ってしまった
「いいじゃん。元々家の家事は殆ど吉田くんがやってるんだし、子どもの面倒も任せちゃえばいいんだよ」
「まあ…そうだけど…」
素直じゃない千夏は本当は嬉しいのがバレバレで分かりやすい。もうすぐ2歳の誕生日を迎えようとしている晴人は、まだ私にベッタリだけど、「あっ」と言ってスヤスヤ寝ている赤ちゃんに反応して指を指している。パパとかママとか、端的な単語なら話せるが、少し言葉が遅いのが今の私の心配事の一つだった
千夏は一時間ほど家で寛ぐと、「じゃあそろそろ帰るね」と言って帰って行った
子どもが生まれて、元々尻に敷かれっぱなしの吉田くんだが、良いパパにもなってくれているのを聞いて私はホッと一安心した
「またね」
幸せそうな親友の背中を見送って、私は嬉しくて胸がいっぱいになる
「そう言えば…」と千夏が振り返った
「ん⁇」
私は疑問系で返す
「そう言えば、AYデザインの平井紗代。先月結婚したらしいね」
悠人の会社の平井紗代は、先月前にいたホーリックスの時の同僚の与田さんと籍を入れて結婚した
平井紗代が悠人が今うちのベッドで寝ていますと浮気を仄めかした時のことが懐かしくなる
今では悠人に拾われ、悠人の会社で重要なポストを担って役員となっているなんて、人生は分からないなと溜息が出た
「でもまあこれで、葉月も何も心配要らなくなったね」
千夏が私の事を心配してくれる
「私はもう何も心配してないよ。だって私は悠人の妻だもん」
自信満々に胸を叩く私に、もう何の迷いも心配もない…
♡ 私は悠人に愛されている♡
その自信が、私の今の糧となり、頑張れる源だった
「そうだね。葉月はちゃんと朝霧に愛されてるよ」
千夏が私の肩を叩いて応援してくれた
千夏も平井紗代も、みんなそれぞれ幸せに日常を送っている…
私はみんなの幸せが嬉しく堪らなくなった
吉田くんは子どもが生まれてから博樹くんを見に全ての仕事を投げ打つ勢いで帰ってきてしまうらしい…吉田が仕事そっちのけで帰るから俺が大変と悠人がぼやいていた
ウザイと言いながらも嬉しそうな千夏に私はクスッと笑ってしまった
「いいじゃん。元々家の家事は殆ど吉田くんがやってるんだし、子どもの面倒も任せちゃえばいいんだよ」
「まあ…そうだけど…」
素直じゃない千夏は本当は嬉しいのがバレバレで分かりやすい。もうすぐ2歳の誕生日を迎えようとしている晴人は、まだ私にベッタリだけど、「あっ」と言ってスヤスヤ寝ている赤ちゃんに反応して指を指している。パパとかママとか、端的な単語なら話せるが、少し言葉が遅いのが今の私の心配事の一つだった
千夏は一時間ほど家で寛ぐと、「じゃあそろそろ帰るね」と言って帰って行った
子どもが生まれて、元々尻に敷かれっぱなしの吉田くんだが、良いパパにもなってくれているのを聞いて私はホッと一安心した
「またね」
幸せそうな親友の背中を見送って、私は嬉しくて胸がいっぱいになる
「そう言えば…」と千夏が振り返った
「ん⁇」
私は疑問系で返す
「そう言えば、AYデザインの平井紗代。先月結婚したらしいね」
悠人の会社の平井紗代は、先月前にいたホーリックスの時の同僚の与田さんと籍を入れて結婚した
平井紗代が悠人が今うちのベッドで寝ていますと浮気を仄めかした時のことが懐かしくなる
今では悠人に拾われ、悠人の会社で重要なポストを担って役員となっているなんて、人生は分からないなと溜息が出た
「でもまあこれで、葉月も何も心配要らなくなったね」
千夏が私の事を心配してくれる
「私はもう何も心配してないよ。だって私は悠人の妻だもん」
自信満々に胸を叩く私に、もう何の迷いも心配もない…
♡ 私は悠人に愛されている♡
その自信が、私の今の糧となり、頑張れる源だった
「そうだね。葉月はちゃんと朝霧に愛されてるよ」
千夏が私の肩を叩いて応援してくれた
千夏も平井紗代も、みんなそれぞれ幸せに日常を送っている…
私はみんなの幸せが嬉しく堪らなくなった



