愛する君の隣でずっと笑っていたい〜独占欲強めな俺様CEOは初恋妻を溺愛する〜

 演技が終わり、菜乃葉を舞台の袖まで迎えに行く。菜乃葉は笑って私達の所に戻ってきた

 「菜乃葉上手だったぞー。菜乃葉は将来スター決定だな。流石パパの娘だ」

 悠人が頑張って演技した菜乃葉を抱きしめた。菜乃葉はパパに抱っこされてくしゃくしゃの笑顔でキャッキャと喜んでいる

 すると、王子様役をやった同じ桃組の蓮くんが通りかかった

 菜乃葉は悠人の抱っこから降りて蓮くんの元に駆けていく

 「蓮くん」

 「あっ、菜乃葉ちゃん⁉︎」

 何を言うつもりなんだろう⁇私達は蓮くんの元に駆け寄る菜乃葉を追いかけた。蓮くんは菜乃葉が好きなのか少し頬を赤らめている

 「蓮くん。私は大きくなったらパパと結婚するの。だから蓮くんとは結婚できないの。ごめんね」

 ガーンとショックを受けて固まってしまっている蓮くんを置いて、菜乃葉が私達の所に戻ってきた

 「そうだよなー。菜乃葉はパパのお嫁さんになるんだもんな」

 悠人は笑いながら菜乃葉をまた抱っこした。抱っこされた菜乃葉はまたキャッキャとはしゃいでいる

 「良かったね。パパが一番だって‼︎」

 「当然。まだ誰かの所に行くなんて10年早い‼︎」

 私達の間に笑みが溢れる。私達は4人で幸せの笑みを溢して笑い合った

 初めてのお遊戯会を見て、菜乃葉の成長を感じ、同時に私は少し寂しくなった
 “いつか菜乃葉も私達から離れていくのかな“
 でもそれは、もっともっと後の話だ

 シンフォニーホールからの帰り、私達は四人で手を繋いで帰った
 私達の後ろに高い影と中位の影と、小さい影が2つ出来ていて、私は嬉しく堪らなくなった




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