愛する君の隣でずっと笑っていたい〜独占欲強めな俺様CEOは初恋妻を溺愛する〜

 今日は待ちに待った菜乃葉のお遊戯会の日だ。朝から大忙しの私達は、急いで支度を整えると、お遊戯会の会場である『鳴海シンフォニーホール』へと向かった

 菜乃葉のクラスの桃組さんは、『白雪姫』の劇を披露する。菜乃葉は主役の白雪姫の役で、中盤から終盤にかけて活躍する白雪姫のその二を演じる予定だ

 毎日家に帰ると白雪姫になりきって練習に練習を重ねていた菜乃葉は、本番となると流石に緊張するらしく、朝から口数が減ってしまっていた
 
 いつもは仕事で忙しい悠人も今日ばかりは仕事を休んで菜乃葉の為に駆けつけてくれた

 「菜乃葉、いつも通りやればいいんだから、緊張しなくていいんだぞ。パパもママも晴人もみんなで応援してるからな」
 
 悠人が緊張して顔がこわばってしまっている菜乃葉を優しくなだめる
 
 「桃組さんはそろそろ準備してください」
 中村鈴子先生が桃組のみんなに声をかけた。まだ不安そうにしている菜乃葉に「よし、頑張れ」と背中を押して、愛する娘の菜乃葉をみんなで見送った

 「うん。頑張る」
 菜乃葉の顔に笑顔が戻り、菜乃葉は元気に集合場所へと向かっていった