愛する君の隣でずっと笑っていたい〜独占欲強めな俺様CEOは初恋妻を溺愛する〜

 辺りはだんだんと暗くなり、車窓は綺麗な景色から、都心のキラキラ光るライトシーンに様変わりした。相変わらず何処に行くのかも教えてくれない悠人は、車を違う場所へと走らせる

 「次は何処に行くの⁇」なんて言葉は聞くだけ虚しいだけで、私はいつも通りしおりしく悠人が連れていく所に黙って付いて行く事にした

 ふと子ども達の事が気になってしまい、落ち着かず、スマホをチラチラチェックするけれど、私のスマホには誰からの連絡もない
 
 悠人からは「さっきからスマホチェックしすぎ」と指摘されてしまい、「だって気になるんだもん」とそわそわ落ち着かない様子で言ったら、「今日は何も気にしない日」と言われ、スマホを没収されてしまった
 
 私にとっては子ども達と離れる事なんて初めての事なのだ。悠人はうちの両親と歩が連いているのだから大丈夫だと言うが、私の方が子離れできず、気になって落ち着かない気持ちでいる事が少し恥ずかしくなってしまうくらいだった

 「着いたぞ」と言わた降ろされた場所は港のクルーズ船の近くだった

 「此処って…⁇」

 もうすっかり暗くなった夜空に港のクルーズ船の灯りがキラキラと光って地面に反射している