愛する君の隣でずっと笑っていたい〜独占欲強めな俺様CEOは初恋妻を溺愛する〜

 私達は数年前と同じイタリアンのお店で食事をした。変わらずに隠れ家的に佇む高級イタリアンのお店は、今や芸能人も御用達の予約なしでは来店できない隠れた名店となっていた

 美味しいイタリアンのフルコースに舌鼓した私達は、市内を観光しながら歩いた

 悠人は好きな物を買ってくれると言ったけれど、急に言われても欲しいものなど思いつかない。必要な物はいつも溢れるくらい何不自由なく買って貰っているし、生活費も必要な分は余る程毎月貰っている

 結婚してから何不自由なく生活させて貰っている私にとって、取り留めて欲しい物と言われても思いつかないのだ

 「相変わらず欲がないな」と悠人は笑っていたけれど、このかけがいのない生活以外に、私が欲しい物など何もないのだと、恥ずかしくて悠人には直に言えないが、心の中ではそっと感謝した

 結局欲しい物など思いつかず、悠人とウインドウショッピングをしながら市内を観光して、海辺のデートは終了した