ホーリックスに早速アポをとった平井紗代と俺は、また取引を行うためにホーリックスの本社を訪れた
前任の悪どい接待を行なっていた宗方社長とは違い、後任の白石社長は曲がったことの嫌いな真っ新なホワイトカラーな社長だった
ホーリックスで俺達に対応してくれたのは平井紗代のかつての同僚だった与田《よだ》さんと言う担当課長の人だった。窓口が平井紗代の知り合いだという事実は、今後取引を進める上で数倍も心強い
与田さんから自己紹介され、名刺をもらった俺は、与田さんと平井紗代の仲の良さそうな2人の雰囲気に驚いた
いつもは仕事一筋でプライベートを一切口にしない平井紗代だが、与田さんと言う担当課長と話す時には口元が綻び、愛しい相手を見るような女性の顔になっていた
「ホーリックスの担当課長の与田です」
名刺をくれた与田さんは、見た目は30代半ばくらいで黒い短髪、切れ長の目にインテリ風のブラウンのメガネをかけて、ビシッとしたストライプ地のスーツを着た人当たりの良い気の良さそうな人だった
できる男ばかりを食い物にしていた平井紗代が選んだ相手にしては少し意外だったが、こういう男となら人生を共にしていけると人選した平井紗代の気持ちが分からなくもなかった
「AYデザインの朝霧です。与田さんの事はここにいる平井から聞いていました。今後またうちと取引をしていただけるという事です、平井を通じて今日はご挨拶に参りました」
「こちらこそ平井さんからAYデザインの事はよく聞いています。社長の白石も是非また取引をと乗り気です。今後共よろしくお願いします」
人当たりの良い与田さんに頭を下げられ、握手を交わした俺達は平井紗代と共にもう一度頭を下げると、ホーリックスの本社ビルを後にした
無事ホーリックスとの取引を再開し、うちの会社の生命線である受注先を獲得する事ができた俺はホッと胸を撫で下ろした
前任の悪どい接待を行なっていた宗方社長とは違い、後任の白石社長は曲がったことの嫌いな真っ新なホワイトカラーな社長だった
ホーリックスで俺達に対応してくれたのは平井紗代のかつての同僚だった与田《よだ》さんと言う担当課長の人だった。窓口が平井紗代の知り合いだという事実は、今後取引を進める上で数倍も心強い
与田さんから自己紹介され、名刺をもらった俺は、与田さんと平井紗代の仲の良さそうな2人の雰囲気に驚いた
いつもは仕事一筋でプライベートを一切口にしない平井紗代だが、与田さんと言う担当課長と話す時には口元が綻び、愛しい相手を見るような女性の顔になっていた
「ホーリックスの担当課長の与田です」
名刺をくれた与田さんは、見た目は30代半ばくらいで黒い短髪、切れ長の目にインテリ風のブラウンのメガネをかけて、ビシッとしたストライプ地のスーツを着た人当たりの良い気の良さそうな人だった
できる男ばかりを食い物にしていた平井紗代が選んだ相手にしては少し意外だったが、こういう男となら人生を共にしていけると人選した平井紗代の気持ちが分からなくもなかった
「AYデザインの朝霧です。与田さんの事はここにいる平井から聞いていました。今後またうちと取引をしていただけるという事です、平井を通じて今日はご挨拶に参りました」
「こちらこそ平井さんからAYデザインの事はよく聞いています。社長の白石も是非また取引をと乗り気です。今後共よろしくお願いします」
人当たりの良い与田さんに頭を下げられ、握手を交わした俺達は平井紗代と共にもう一度頭を下げると、ホーリックスの本社ビルを後にした
無事ホーリックスとの取引を再開し、うちの会社の生命線である受注先を獲得する事ができた俺はホッと胸を撫で下ろした



